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高スペック女性が年下彼氏と付き合うときのお作法【後編】

5/25(土) 22:30配信

ELLE ONLINE

社会学者・作家で、高学歴・高キャリア女子である鈴木涼美さんが自身の経験談を基に、年下彼氏と長続きするコツを考察・後編をお届けします。

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7つ年下のフリーライターくんの闇

もっと極端な例もあります。私の友人で、とても気さくで美人なメディア系の仕事をしている女性がいます。出版社からネット系のメディアにとても良い条件で転職をして、今ではかなり高収入です。彼女が昨年まで付き合っていたのは、7つ年下のフリーライターで、高校と専門学校を卒業後、そこそこ忙しく仕事をしているものの安定した収入はなく、実家暮らしの男性でした。二人は同棲をしていたのですが、とにかく彼の、彼女に対する生活の監視が激しく、携帯を見るのは日常茶飯事、自分が把握していない用事で彼女の方が帰りが遅くなると、朝まで詰り、最終的には暴力まで振るうようになっていました。

彼からすると、彼女は自分よりずっと高みにいて、高スペックの男性と出会う機会もあり、自分のよく知らない世界で生きている人だったのかもしれません。そうすると、ちゃんと自分のことを尊重してくれているのか、ちゃんと帰って来てくれるのか不安だったのだろうし、低収入でくすぶっている自分の生活にもイライラしていたとしてもおかしくはありません。そして結局、男性としての自分が唯一絶対的に勝てるもの、すなわち腕力に頼って彼女を従わせようとしたわけです。

水商売の経験から得た気づき

私自身は長く水商売の経験があるのですが、そういった夜のお店に来るお客にも、自分より高学歴だったり、語学が堪能だったり、何か特定の経験が豊富だったりする女性に接客をされると、途端に機嫌が悪くなる人がいます。自分より若かったとしても、年齢が比較的高めの女性を嫌がる人もいます。気持ちよく自慢したり威張ったりしたくて飲みに来ているのに、自分がバカにされる可能性がある、威張れない、と思ってしまうのでしょうか。全く器が小さいとこちらからすると思えてしまいますが、実際にそういう人は少なくないのです。

そう考えると、自分より年齢が下で、経験や収入で劣る男性と付き合う際に気をつけなくてはいけないポイントが自ずと見えて来ます。キーワードはプライド、不安、自信。自分のプライドが保てなくなると、自分がこの女性にとって尊い存在であるという自信を無くし、不安に陥る、そうして虚言や過度な束縛、延々と続く不機嫌などの症状としてそれが現れ、恋愛関係が長続きしないのです。

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最終更新:5/25(土) 22:30
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