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痴漢対策に「安全ピンで自衛」は是か非か?

5/25(土) 11:45配信

LIMO

みなさんは実際に痴漢に遭遇したり、その現場を目撃したりしたことがありますか?  たびたび議論が紛糾する痴漢問題。「助けを呼びにくい」といった被害者側の心理的障害や、特に満員電車での冤罪(えんざい)被害など、いまだ抜本的な解決策は見いだせていません。

そんな中で、ある「被害者側の自衛策」に対して、賛否両論が飛び交っているようなのです。

痴漢対策に安全ピン!?

話題の発端となったのは、あくび(@AkubiHarubiyori)さんによって、5月14日にTwitterに投下された学生時代の体験漫画です。当時中学生だった投稿者さんが痴漢被害に遭ってしまい、その学校の保健室の先生に相談したころ、「安全ピンで刺す」という自衛策を教えてもらった、といった内容でした。

携帯も満足に普及していなかった当時、「恐怖で声も挙げられず、無抵抗にならざるを得ない女子生徒」ができる、痴漢のエスカレートを防ぐための自衛策として、先生が提案したのが「安全ピン」だったということです。

このツイートは8万RT(リツイート)、16万いいねを獲得するほど話題を呼び、さまざまな意見が寄せられました。賛否両論を呼んだこのお話には、いまだ明確な決着はついていません。

参考にする人、共感する人

あくびさんのこの投稿を受けて、

「安全ピンなら持ち歩いても不自然じゃない」
「痴漢です、って声をあげても助けてもらえなかった」

など、過去の体験も含めて、自衛策の候補として参考にしている方が見受けられました。また、

「昔あった布団用のぶっっとい安全ピンを持ち歩いてた」
「母校でも同様に教わった」

などのように、すでに実践していた、同様に教わった、という声も寄せられています。

逆に傷害罪に問われちゃう?

しかし、一方で、

「傷害事件になってしまうのでは?」
「冤罪で安全ピンで刺されたら、単に傷害罪では? 勘違いして刺した女性側が訴訟沙汰に巻き込まれる可能性もある訳なのが何とも」

など、傷害罪の可能性を心配する声も寄せられています。それだけではなく、

「混雑した電車内で正しく犯人を刺せる自信が1ミリもないし、そもそも人を安全ピンで刺すのに忌避感がある」
「痴漢された側が痴漢を証明できず罪が重くなってしまう可能性があるのでは?」

など、痴漢被害に遭った側としてもハードルが高く、リスクも十分にあるという指摘もなされています。漫画の作者本人も、「あくまで携帯も十分に機能してなかった昔の教え」であることを、のちのツイートで強調しています。

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最終更新:5/25(土) 16:45
LIMO

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