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浜松商、鮮やか逆転 春季高校野球東海大会決勝へ

5/26(日) 7:34配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ▽準決勝

 菰野(三重2位) 

 020000100―3

 00006030×―9

 浜松商(静岡1位)

 ▽二塁打 滝本、山本陸、福井(浜)▽暴投 瀬戸口(浜)

 ▽試合時間 2時間8分



 【評】浜松商は、五回に5安打に小技を絡めて6点を挙げ、菰野に逆転勝ちした。

 2点を追う五回、四球と2敵失に乗じ、滝本、鈴木涼、福井、小野田の適時打で加点。七回も四球を足掛かりに鈴木涼の内野安打と敵失で1死二、三塁とし、山本陸、福井の適時二塁打で3点を上乗せした。

 先発の左腕細田は二回に4四死球で招いたピンチを2失点で脱し、六回に救援した瀬戸口が4回を5安打1失点で逃げ切った。



 ■鈴木涼、小技と足で流れ

 浜松商が小技を絡めた往年のスタイルで菰野を撃破した。近年の高校野球は強打の2番、強攻策が主流となる中、鈴木監督も昨秋までは犠打に消極的だった。「勝負にこだわる時、バントは有効な手だて」と切り替えた今春、伝統校に輝きが戻ってきた。

 準決勝の主役は2年の鈴木涼。指揮官が「オールドファン好みのいぶし銀選手」と評する2番打者は五回、勝ち越してなお1死三塁の好機にスリーバントスクイズに成功。「何が何でも前に転がそう」と低めの変化球に食らいついた。チーム一の快足で内野安打にしただけでなく、二塁ベースが無人とみるや猛然と次塁を陥れた。

 さらに七回1死一塁の場面は、初球を絶妙なセーフティーバントで自らも生きると、悪送球の間に進塁。「パワーがない自分は単打と盗塁で二塁打と同じにする」と役割を強調した。父隆夫さん(45)は1990年に春夏連続で甲子園に出場した浜商OB。「父もつなぎ役だった」と背中を追い掛ける。

 各自ができることをやる、というのがチームの約束ごと。昨秋の地区大会以来の先発となった2年の左腕細田が、5回を2失点で試合をつくった。「できることを自分なりにやれた」と細田。鈴木監督も「十分の出来」と納得の表情だった。

静岡新聞社

最終更新:5/26(日) 7:34
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

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