ここから本文です

J1清水の助っ人エース、ドウグラス完全復活 リーグ第13節

5/26(日) 8:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 2度のリードを追い付かれ、引き分けムードが漂った後半残り1分。疲労困憊(こんぱい)だった清水に、5戦ぶりの勝利をもたらす決勝点が生まれた。ホームのスタジアムに立ち込めた重苦しい空気を、ブラジル人FWドウグラスが鮮やかに振り払った。

 右サイドのこぼれ球を拾った北川に、ゴール前から目で合図を送る。「ここに出せ」。相手DFの背後から急加速して前に飛び出し、ピンポイントクロスを頭で流し込んだ。

 エースは1点を先行されて迎えた前半5分にも、金子の高速クロスをジャンプヘッドで豪快にたたき込んでいた。ゴール前の落ち着きと、鋭い嗅覚は点取り屋の真骨頂だろう。

 スタンドに向かって指を突き立てたポーズは「一緒に戦っていることをサポーターに伝えたかったから」。今季初めて助っ人というに足る働きを見せ、表情は晴れやかだ。

 開幕前から不整脈の治療が続き、先発復帰したのは第10節から。チームに迷惑を掛けた申し訳なさと、支えてくれた仲間やサポーターへの感謝の気持ちが絡み合う。「自分の得点よりもチームが最優先。今は勝てばいい」

 3失点の守備には課題が残るが、頼みのエースが完全復活を印象づけたのはチームにとって心強い。自身の体調について問われたドウグラスは笑って言った。「100%に近いよ」

静岡新聞社

最終更新:5/26(日) 9:39
@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事