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令和一発目の『メトロック 2019』を芦沢ムネトが振り返る【イラストLIVEレポート】

5/26(日) 23:42配信

M-ON!Press(エムオンプレス)

今年もMUSIC ON! TV(エムオン!)のインタビュアーとして、『メトロック 2019』大阪・東京全4日間参戦した、芦沢ムネト氏によるイラストLIVEレポート。番組で紹介されるイラストとは違う、M-ON! MUSICオリジナルのラインナップで今年のメトロックを振り返ります。

【画像】芦沢ムネト作 イラスト

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【イラストLIVEレポート】
METROCK 2019|メトロック 2019
フテネコの生みの親・芦沢ムネトによる、不定期イラストLIVEレポート。ジャンル関係なく、熱量の高いライブをお届けしていきます。

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■夜の本気ダンス
2019.05.19@大阪・海とのふれあい広場 GREEN HILL
2019.05.25@東京・若洲公園 SEASIDE PARK

ステージにメンバーが登場した時に、鈴鹿秋斗(ds、cho)くんがボーカルのマイクを使って「メトロックー!」って叫んだんですけど、その後がまったく何言ってるのかわからないという(笑)。個人的に夜の本気ダンスの見どころのひとつは鈴鹿くんだと思ってます。

米田貴紀くん(vo、g)は見た感じそのままのクールさでライブをやるんですけど、後ろの鈴鹿くんとの温度差がすごい。米田くんはめちゃくちゃクールにギターを弾くんですけど、その後ろでずっと鈴鹿くんが荒ぶってドラムを叩く。

ふたりとも熱量は同じぐらい高いんですけど、ここまで熱の放出の仕方が違うのも、しかも同じバンド内で対比があるのは面白いなって毎回思います。
鈴鹿くんのMCタイミングで、(別ステージでライブを行う)KEYTALKに流れていくお客さんたちに「KEYTALK行きたいやつは行け! ……でも、KEYTALKは遠目で観たほうがカッコ良いぞ!」と諭す場面ですね。

米田くんの後ろで荒ぶるパターンもあれば、ギター・西田一紀くんが前でのクールと荒ぶりの対比ってパターンもあって(笑)。西田くんもずっと落ち着いてギター弾いてるんですけど、後ろで鈴鹿くんはずっと荒ぶってます。

ライブの後半、米田くんがネクタイを外す瞬間、むちゃくちゃ盛り上がる! なんて言うんでしょうね、ギアがいっそう入る感じと言いますか、カッコ良いですよね。それまでクールだった米田くんの熱が、わかりやすく表に出てくる感じ。そりゃ~盛り上がりますよね。

最後にやった「戦争」は、みんなで盛り上がるために座らせるんですけど、夜の本気ダンスのライブ定番曲とあってお客さんもわかってるからきれいに座るんですよね(笑)。その様子を描きました。

これもなかなか見応えのある景色だと思います。最終的にみんなめちゃくちゃ踊って、楽しめるので、フェスで一度観てみるのもアリだと思います。

■オメでたい頭でなにより
2019.05.19@大阪・海とのふれあい広場 NEW BEAT SQUARE

グッズ制作でご一緒したことはあるんですけど、ちゃんとライブを観たのは今回が初めてで期待してたんですけど……ボーカルの赤飯くん、めちゃくちゃ歌がうまい! 声の届き具合、勢いがありました。

奇抜さ、派手さに注目されやすいバンドではありますが、実際にライブを観てもらえたら声のインパクトに圧倒されると思います。

……と描いておきながら、彼ら歌も演奏もうまいんですけど、ふざける時がありまして(笑)。メンバー全員楽器離して踊るっていう。途中まで歌ってると思ったら、実はカラオケだったというオチつき。事前に録るって用意周到すぎでしょ!

よく見たらドラムのミト充もその場で踊ってるっていう(笑)。しかも、ちゃんとスティックを離してダンスに専念してたんですよね。ふざける時も全力だな! ってある意味、感心しました。

そして、何度でも言いたいのは演奏したらみんな本当にうまい!(笑) 「じゃ、なんで演奏しない曲も入れるんだよ!」ってツッコミたくなるほど、それぞれ演奏スキルも高くて、まじでびっくりします。

あと、ライブを観て思ったのは、いちばんお客さんの心を掴むのが早かったんじゃないかなと。1曲目終わった頃には自然と会場全体が手を挙げていて……一体感がある。それはメンバー全員が物理的に前に出て煽ってくるのもそうだし、演奏で前へ前へ迫ってくるから伝わる速度が違うんですよね。それでこの手をいっせいに挙げる光景が生まれたんじゃないかなと思います。

もうね、赤飯くんは歌うほどに良くなるんですよ。声の調子が上がっていく、「どこまで伸びていくんだ、この人の声は!」って衝撃でした。これはライブじゃないと伝わりづらい部分だと思うんですけど、賑やかしバンドだと思って観に行くと痛い目にあうぞと。なので、その目で、耳でぜひ感じてもらいたいですね。

そして、最後にもうワンポイント言うならば……思った以上に赤飯くんはムキムキです(笑)。天性の部分もあるんでしょうけど、ちゃんと鍛えて、作り上げた歌声でもあるんだなと。その努力が垣間見えてますます好きになった瞬間ですね。

■yonige
2019.05.25@東京・若洲公園 NEW BEAT SQUARE

ラインナップ発表時、yonigeだったらNEW BEAT SQUAREよりもっとデカいステージでもいい気がしたんですけど、いろんな状況が重なってNEW BEAT SQUAREでのライブがすごいマッチしてましたね。

というのも、ちょうど夕方ぐらいの出番で、風も心地良い感じで吹いて涼しくなってきて……yonigeの音楽が、風と一緒に混ざるような感じがすごいしたので「いちばん良い時間帯にyonigeを聴けたな」という特別感がありました。

牛丸(ありさ)ちゃんもすごい気持ち良さそうに歌っていたので、それが素敵だなと思って描きました。

ベースのごっきんの髪がずっとこんな感じで吹かれてました。こんなこと女性に対して言うのも失礼ですけど、最近痩せましたよね。ご本人も言ってましたけど、「めちゃくちゃ痩せた」つって(笑)。

それと相まって、前髪が風によって、狙ってるんじゃないかってくらいアンニュイな雰囲気でなびいていたわけですけども。前髪から覗く目がわりと鋭かったので、その絵を描かせていただきました。ベースもめちゃめちゃカッコ良かったし、野外で観るyonigeはすごく良いなと確信しました。

NEW BEAT SQUAREの景色を描こうとしたら、ざっくりしちゃいましたけど……ちょうど飛行機が飛んでたりとか、夕焼けがきれいだったりとか、いろんな要素が混ざっていて、さらに“さるのダンス踊ろう~”っていう歌詞の「沙希」がほんとに良くてですね。

ここにいることをちょっと忘れて、みんなが目をつぶって、本当にさるのダンスを踊っている感じというか……気持ち良いことをただしているような時間が流れて、すごく幸せでした。

乗っていたお客さんがただ茫然と眺めて、歌に聴き入る瞬間もありまして。棒立ちなんですけど、ただの棒立ちじゃなくて“めっちゃ最高の棒立ち”みたいな、観客全体がゾーンに入っているのがすごく素敵な光景だなぁと。

“NEW BEAT SQUAREでやるべき時だった”と実感しました。なので、今回このステージを観た人はすごい貴重だったと思いますよ。もちろん、大きいステージでのyonigeも観てみたいですよね。

■フレンズ
2019.05.26@東京・若洲公園 NEW BEAT SQUARE

何度もフレンズは見てるんですけど。改めて初めて見る方にフレンズの良さがわかるようにということで。ボーカルのえみそん(おかもとえみ)ちゃんは、小柄でかわいらしい子なんですけど、MC兼キーボードのひろせひろせという方がいらっしゃいまして……こちらはとにかくデカい!

ちょっと絵は大げさにしてますが、体感的にはこのぐらいに見えます(笑)。最初、ちょっとびっくりしますよね。モンスターズインク感あるペアですね。

えみそんちゃんのね、ノリが良いんですよ。うたのお姉さんみたいな「みんなよろしく~」「楽しんでる~?」っていう雰囲気に癒やされますね。基本的にハッピーオーラがずっと出てるんですけど、歌声は色気のある声と言いますか。この雰囲気からはちょっと想像できない声にドキッとしちゃいますね。

ギターの三浦太郎くん。彼はとてもトレンディですね。非常にトレンディな顔してます。あの髪型がこの時代で似合う人ってなかなかいないんじゃないでしょうか。七三なのかな? なんとも言えない前髪の下ろし方と丸眼鏡がトレンディ感を出していますね。

で、歌声がめちゃくちゃ甘い! コーラスもめちゃくちゃうまいし、声も良い!! ぜひ、このトレンディ感を堪能していただきたい。

フレンズはとても楽しいんですけど、ひとつ大変なことがありまして……振りが多いという(笑)。「タイミング~Timing~」のカバーをやるんですけど、「このグーってやって、ここでもグーって言って!」というお願いがたくさんあります。で、「ごめんなさい、このあとに一回回ってもらって……」という細かい段取りも多いので、覚えるのに5分くらいかかるっていう(笑)。

こんなに真剣にお客さんも巻き込んで丁寧に曲をみんなでやり遂げようとしている姿が個人的に面白かったです。

これをひと通り乗り越えるとですね、めちゃめちゃ楽しいライブになるので、皆さんしっかり覚えていきましょう(笑)。

フレンズの良さはたくさんありますが、いちばんは“とにかくライブが楽しい、ハッピーな感じ”でしょうか。ライブそのものが教育テレビみたいな感じなんですよね。このメンバー5人でやってる、大人も子供も楽しめる、教育番組のようなステージ。

“フレンズ”という名前に通ずる部分かと思いますけども、“みんな友達になれる”、アットホームなライブです。なので、ライブ初心者の方やいきなり激しいのは不安だという方は、フレンズから入ると音楽をゆったり楽しめると思いますよ。

M-ON! MUSICでご紹介するのはここまでです。今年もたくさんのアーティストのライブを観て、そしていろんな話をさせてもらったので(イラストも描きました!)、ぜひMUSIC ON! TV(エムオン!)の放送もお楽しみください。

イラスト & TEXT BY 芦沢ムネト
※テキストまとめ:M-ON! MUSIC 編集部

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【番組情報】
MUSIC ON! TV(エムオン!)
『METROCK 2019 ダイジェストスペシャル』
06/28(金)22:30~23:30

MUSIC ON! TV(エムオン!)
『METROCK 2019 ライブスペシャル』
7月放送予定

MUSIC ON! TV(エムオン!)
『METROCK 2019 アーティストスペシャル』
8月放送予定

※放送アーティストは未定です。
※詳細は決まり次第、エムオン!公式サイトにて発表。
※MUSIC ON! TV(エムオン!)は、スカパー!、J:COM、ケーブルテレビ、ひかりTVなどでご覧いただける音楽チャンネルです。

最終更新:5/27(月) 12:39
M-ON!Press(エムオンプレス)

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