ここから本文です

細森大輔、朝乃山に続いた 富山商魂で初V「今、富商に流れが来ているのかな」

5/27(月) 8:03配信

スポーツ報知

◆報知新聞社共催 黒部名水マラソン(26日、黒部市総合体育センター発着)

 真夏のような青空の下、9294人のランナーが黒部川扇状地を駆け抜けた。マラソン男子は、細森大輔(25)=YKK=が2時間23分09秒で初優勝。同じ富山商出身で夏場所を制した朝乃山(25)の大活躍に奮起。左足を負傷する中、13キロ付近でトップに浮上し、ゴールに飛び込んだ。(天候晴れ、気温24・0度、湿度75%、東の風0・7メートル=午前9時現在)

【写真】大統領杯をトランプ大統領から手渡される朝乃山

 前夜に富山を熱狂させた先輩に続き、細森が堂々の走りで初優勝を果たした。序盤は先頭集団に入っていたが、13キロ地点で「ちょっと遅いな」とペースアップしてトップに浮上。30度近い猛暑にも耐えながら力走し、勢い良くゴールテープを切った。細森は「朝乃山関の優勝は、すごくおめでたい。今、富商に流れが来ているのかな」と話した。

 負傷を乗り越えた。折り返し地点を過ぎた地点で、左足の親指に違和感を感じた。「痛いなと思ったが、下手に止まったら痛みが増す。勢いでいくしかない」。左足の親指の皮が大きくめくれたが、レースを続行。「5月にむけていて、そのままにしたのが失敗でした」。ゴールを目指し痛みをこらえて走り抜いた。

 富山商では陸上部に所属。練習していた競技場は相撲部が使う土俵の目の前だった。朝乃山は1学年上の先輩にあたり「体格が抜き出ていて、当時から目立っていた。威圧感があって怖いなと思っていました」と笑顔で振り返る。運動部の盛んな富山商で、同じ時期に競技に打ち込んだ。全国高校駅伝には3回出場。国学院大では、4年時に箱根駅伝1区を走り11位の結果を残した。卒業後は「社会人で陸上を続けたい」と地元の強豪、YKKで競技を続ける。

 「できれば来年も出場して、優勝を狙いたい。朝乃山関は大先輩ですが、同じ富商出身として精一杯、走りたい」と細森。陸上界でも、富山商魂を見せつける。(中田 康博)

最終更新:5/27(月) 8:24
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事