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公開から25年、映画『スピード』はなぜヒットしたのか?

5/26(日) 6:34配信

dmenu映画

1994年に公開され、大ヒットを記録した映画『スピード』。“バスに仕掛けられた爆弾が時速50マイル(約80キロ)以下で走行すると爆発する”というスリリングな設定が話題を呼び、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックの出世作としても知られている。

今では傑作アクション映画として語り継がれている本作だが、公開前はあまり期待されていない低予算アクション映画だった。公開から四半世紀が経過した今、改めて本作の魅力を振り返ってみたい。

期待されていなかった低予算映画が大ヒット

傑作アクション『ダイ・ハード』(1988年)の登場により、当時のハリウッドにおけるアクション映画は大味なものからリアル路線へと移行しつつあったが、依然としてアクション映画の主人公はマッチョなヒーローが大半を占めていた。

そんな時代背景もあって、“バスが舞台のアクション映画なんてヒットするわけがない”と、ほとんどの映画スタジオが本作の脚本に興味を示さなかった。

ようやく20世紀フォックス配給が脚本にGOサインを出すが、主演はアクションのイメージがほとんどない若手俳優のキアヌ・リーヴス、監督は50歳にして監督デビューとなるヤン・デ・ボンという布陣もあって、アクション映画としては低予算の3,000万ドル(※)での製作を強いられる。

しかし、フタを開けてみれば映画は大ヒット。アメリカ国内だけで製作費の4倍になる1億2,000万ドル(※)を稼ぎ出し、全世界で3億5,000万ドル(※)を超える興行収入を記録した。本作以降、アクション映画は新たな時代を迎えることになる。

(あらすじ)
高層ビルのエレベーターで爆発事件が発生。ロス市警のSWAT隊員ジャック(キアヌ・リーヴス)は犯人を追い詰めるが、爆弾で自殺されてしまう。数日後、通勤中カフェに立ち寄ったジャックの前でバスの大爆発が発生。彼がバスに駆け寄ると近くの公衆電話が鳴り、自爆したはずの爆弾犯ペイン(デニス・ホッパー)が、80キロ以下に減速すると自動で爆発する爆弾を通勤バスに仕掛けたとジャックに告げる。

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最終更新:5/26(日) 6:34
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