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岡山県がヒノキ丸太生産量の首位奪還 西日本豪雨で被害も伐採適齢期多く

5/26(日) 9:50配信

山陽新聞デジタル

 農林水産省がまとめた2018年木材統計で、岡山県のヒノキの丸太生産量は21万8千立方メートルと、全国で1位となったことが分かった。17年は愛媛にトップの座を譲っていたが、2年ぶりに首位を奪還した。

 18年は西日本豪雨で林道が被災して搬出作業に影響したため、岡山の生産量は前年比5・2%の減。主要産地の中四国地方も多くの県が同様に落ち込んだが、県によると全国有数の愛媛、高知などと比べ産地の被害が軽く、伐採の適齢期(40~50年)を迎えたヒノキが多いことが下支えしたという。

 2位は熊本の21万4千立方メートル(前年比2・9%増)、3位は愛媛の20万立方メートル(同16・7%減)。高知は18万1千立方メートル(同15・4%減)で前年3位から4位に順位を下げた。広島は前年と同じ10万3千立方メートルで10位、香川は3千立方メートル(同25・0%減)で36位だった。

 岡山の人工林面積は13万7242ヘクタールで全国4番目に広く、丸太生産量は12年から5年連続で1位。近年は住宅に加えて公共施設への利用を促すなど需要拡大を図り、ヒノキの人気が高い韓国など海外への販路開拓にも力を入れている。

 県は「生産量日本一」のブランドを利用促進に生かそうとPR動画を作成して特設サイトで公開。県木材組合連合会(岡山市北区錦町)も「日本一のひのきの国・岡山」のキャッチコピーをあしらったシールや缶バッジを作っている。

 同連合会は「日本一はインパクトがある。胸を張ってアピールできる」。県林政課は「いっそう需要を高め、1位をキープしたい」としている。

最終更新:5/26(日) 9:50
山陽新聞デジタル

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