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「なぜ?」と「歴史」を考えるとニュースの見え方が変わる!

5/26(日) 12:23配信

ベネッセ 教育情報サイト

2018年6月3日、東京国際フォーラムで「ベネッセ進学フェア2018」が開催されました。私立中高一貫校約180校が一堂に集まり、各学校の先生方に直接質問できるほか、学校選びについて専門家に相談できるコーナーの設置や講演会の開催もあり、中学受験を考えている保護者のかたや子どもたちで賑わいました。

同フェアで開催された、早川明夫先生の時事問題特別授業の内容から、今回は時事問題に強くなる方法について取り上げます。

「なぜ」を考えると、勉強がおもしろくなる!

時事問題に強くなるために、大切なことが二つあります。一つは「なぜ」「どうして」をつねに考えること。そうすることで、物事に興味・関心がわきます。謎解きの答えを探すように、物事の背景を探るのがおもしろくなるコツですね。おもしろくなると、自分で勉強するのが楽しくなる。そうなるように仕向けるのが親の役割かもしれません。
中学入試の問題を見ても、ほとんどの学校が「なぜ~」と理由を問う記述問題を出しています。「なぜ」は勉強の出発点といえるでしょう。

私は文教大学付属小学校で、毎年行われる弁論大会の審査員を30年ほど務めていますが、今も忘れられないスピーチがあります。発表者は小学4年生の男の子でした。ある時、彼がお父さんと上野動物園にいったら、ライオンが檻にいませんでした。そこで動物園の事務所に行って、「どうしてライオン、いないんですか?」と尋ねたところ、絶滅危惧種の動物は、種ごとに一つの動物園でまとめて飼育し、そこで計画的に繁殖を進めていることを説明してくれたそうです。その子は、どんな生き物が絶滅危惧種に指定されているのか、さらに調べあげました。素朴な疑問に始まり、大きな広がりをもつこのスピーチに、私は感銘を受けました。子どもと動物園の事務所に行って、一緒に話を聞いてあげたお父さんも素晴らしいと思いましたね。

このように、「なぜ」には大きな力があります。保護者のかたは、ぜひお子さまの疑問を大切にしてあげてください。

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最終更新:5/26(日) 12:23
ベネッセ 教育情報サイト

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