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八代亜紀さんも参加 箱根関所に12年ぶり大名行列

5/27(月) 5:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 今年で設置400年を迎えた箱根関所(神奈川県箱根町箱根)周辺で26日、「箱根関所まつり」が開かれた。関所が完全復元された2007年以来、12年ぶりに箱根大名行列が関所を通った。噴火警戒レベル2(火口周辺規制)への引き上げに伴い、大涌谷で行われている全面的な立ち入り規制の影響を感じさせず、多くの人が歴史絵巻を楽しんだ。

 まつりは来年3月まで続く一連の400周年記念行事のオープニングイベントで、毎年11月に湯本地区で行われている箱根大名行列を芦ノ湖畔で披露した。

 一般公募も含む約100人の大名行列が箱根神社を出発。芦ノ湖畔を練り歩きながら、約3キロ先の箱根町園地を目指した。各地で「奴(やっこ)」が独特な足運びで歩く奴振りなどの演技も披露した。

 関所では、当時の関所改めを寸劇で再現。行列に侍姿で参加していた「はこね親善大使」で歌手の八代亜紀さんも出演し、「舟唄」の一節を歌い、周囲を沸かせた。

 東京都町田市から来た女性(70)は「いつも秋に見ているけど、今回は湖畔の景色にマッチしていてすてき」と感激。噴火警戒レベルが引き上げられたことについては「新緑の季節だし、みんな不安がらないで来るといい」と笑顔を見せていた。静岡県函南町の男性(52)も「今回は対策もしっかりしているのであまり気にしていない」と不安はない様子だった。

 実行委員会の大和田公一事務局長(63)は「多くの人の笑顔を見ることができた。オープニングとしてよかった」と手応えを口にした。レベル引き上げの影響については「これだけの観光客が集まっているのだから、冷静に捉えていると感じた」と述べた。

神奈川新聞社

最終更新:5/27(月) 5:00
カナロコ by 神奈川新聞

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