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ルノー、FCAとの統合案協議へ 27日に取締役会

5/27(月) 7:33配信

ロイター

[ミラノ/パリ 26日 ロイター] - 欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>とフランス大手ルノー<RENA.PA>は27日に経営統合に向けた交渉を確認するとみられる。ルノーは27日の午前にFCAとの統合について取締役会を開催する見通し。

複数のメディアや関係筋は週末に、FCAとルノーが包括的な提携に向けて交渉を進めていると伝えていた。

関係筋によると、株式譲渡などが協議されている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が26日に報じたところによると、いくつかある選択肢の中で特に対等合併が検討されている。

仏レゼコー紙によると、ルノーのジャンドミニク・スナール会長は24日、FCAとの統合計画をフランスのルメール経済・財務相に説明した。仏政府はルノーに15%出資している。

同紙によると、企業統治やフランスとイタリア国内の雇用の保障などが協議されている。

関係筋によると、ルノーは現地時間27日午前8時(日本時間27日午後3時)に取締役会を開催してこの件を協議する。

FCAは、北米のピックアップトラックやジープ部門で高い収益を上げているが、欧州では赤字が続いている。

一方ルノーは、電気自動車分野に強く、新興国市場でもプレゼンスがあるが、米国事業では足掛かりがなく、統合で相乗効果が期待できるとみられる。

関係筋が25日にロイターに明らかにしたところによると、統合が実現した場合も、ルノーの日産自動車<7201.T>との企業連合は維持される。

FCAとルノーの年間販売台数は約870万台で、日産も含めると、1380万台と世界最大になる見通し。また、統合によりFCAとルノーは、シェアが比較的小さい中国市場で足場も確保できる。

最終更新:5/27(月) 7:33
ロイター

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