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【巨人】岡本“神走塁”で連敗&広島止めた 鈴木コーチ「美しく見えました」

5/27(月) 6:03配信

スポーツ報知

◆巨人5―4広島(26日・東京ドーム)

 巨人が11連勝中だった広島との首位攻防に一矢を報い、同カードの連敗を5で止めた。初回に一時は逆転となる9号3ランを放った岡本が同点の8回、重信の中飛で捕手のタッチをかいくぐってホームへ滑り込む決勝の“神走塁”を披露した。

【写真】岡本が生還し、セーフをアピール

 冷静な判断と絶妙な身のこなしで、岡本は本塁へ右足から滑り込んだ。数センチの差でセーフの判定を受けると、喜びを爆発させた。同点で迎えた8回1死満塁。重信の放った打球は左中間寄りの中堅への浅い飛球になったが、三塁コーチャー・元木内野守備兼打撃コーチの「行くぞ」の声で三塁からタッチアップ。捕手・会沢が本塁よりわずかに三塁側で送球を受けたことを確認すると、一塁側へ体をひねりながらタッチをかわすスライディングで生還した。

 広島のリクエスト要求もセーフ判定のまま。“神走塁”が決勝点となった。お立ち台では「重信さんがかえりやすい外野フライを打ってくれたので楽々かえれました」と冗談を飛ばしたが、「“頼む”と思っていた。セーフになってよかった」と笑みを浮かべた。

 中学時代に50メートル走で5秒9を計測した足を生かした4番の走塁に、原監督も「非常に柔らかさというか、センスを感じさせるスライディング」と拍手。現役時代、走塁のスペシャリストとして数々の“神走塁”を見せた鈴木外野守備走塁コーチも「逃げるようなスライディングを瞬時にできていて驚いた。美しく見えました」と話せば、吉村打撃総合コーチも「鈴木尚広に見えた」と目を丸くした。

 走塁だけではない。完全復活を予感させる序盤の一撃がチームを勇気付けた。1点を追う初回1死一、二塁。左翼席へ12試合ぶりの一発となる逆転3ランを放った。試合前、指揮官から目線の上下のブレを指摘され、下半身をどっしりと構えるようにジェスチャーを交えながら助言を受けた。試合には通常のフォームで臨んだが、フリー打撃ではノーステップ打法を試すなど徹底した意識が打球の飛距離につながった。「ちょっとずついいなと思うところもあって今日はそれが結果に出た。(ダイヤモンドを)一周するのは気持ちいいので、たくさん打てるように」とうなずいた。

 試合前には広島戦の連敗ストップに向けて、阿部が円陣の輪の中心に今季初めて立ち「やるのはグラウンドにいる選手。状況、場面を考えて、やるべき役割をしっかりやって勝ちにいこう」と鼓舞。その効果もあり、チーム一丸で1勝をもぎ取った。28日の阪神戦(甲子園)からの交流戦前最後の6連戦へ「全勝できるように頑張ります」と岡本。しびれる激戦を制した勢いのまま、聖地へ乗り込む。(後藤 亮太)

最終更新:5/27(月) 6:55
スポーツ報知

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