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ギリシャ首相、前倒し総選挙表明 欧州議会選敗北で

5/27(月) 9:04配信

ロイター

[アテネ 27日 ロイター] - ギリシャのチプラス首相は、欧州議会選で与党・急進左派連合(SYRIZA)が野党に敗北したことを受け、議会を解散し、秋に予定されていた総選挙を前倒しで実施すると表明した。

党関係者によると、総選挙は6月30日にも実施される。

SYRIZAは、野党・新民主主義党(ND)に約9ポイントの差で敗北した。

チプラス首相は、総選挙表明後にSYRIZA支持者に対し、「人生において重要なことは転ぶかどうかではなく、立ち上がるかどうかだ」と指摘。「今こそ立ち上がり、形勢を立て直し、戦うことを皆に求めたい。それが可能であることをわれわれはよく理解している」と語った。

隣国マケドニアの国名変更を巡りチプラス氏の支持率は落ち込み、1月には連立政権が崩壊していた。

政治アナリストのセオドラ・コロンビス氏は「有権者は同じ人物が権力を握ることにうんざりしていた」と指摘。ただチプラス氏は2010年のギリシャ財政危機以降、最も長く首相を務めており、退陣したとしても過去の人にはならないとし、「(SYRIZAは)第2政党として政治の中心にあり続ける」と述べた。

ALCOリサーチの調査員、コスタス・パナゴポロス氏は、欧州議会選で支持された政党は国内の選挙でも良い結果が出るとし、総選挙でNDが勝利する見通しを示した。

*内容を追加しました。

最終更新:5/28(火) 4:34
ロイター

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