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いよいよ夏!今年も要警戒!でも「熱中症」「熱射病」「日射病」どう違うの?

5/27(月) 20:07配信

ABCテレビ

ABCテレビアナウンサー・澤田有也佳が気になったニュースをイラストとともにお伝えする「お絵描きニュースそもそものトコロ」。

今日のテーマは・・・「熱中症」「熱射病」「日射病」どう違う?

25日には、全国で460人が熱中症で搬送されましたし、27日も東京で、体育祭練習中の中学生24人が体調不良を訴え、8人が搬送されるなど、早くも熱中症の季節がやってきました。子どものころは、どの言葉を使ってましたか?昔は、強い日差しの下に長時間いると、「日射病に気を付けて」と言われました。この、日射病と熱射病や熱中症はどう違うのか。実は、症状の深刻さも大きく違うんだそうです。

怖い「熱射病」・・・血液がドロドロになって臓器に異常

日射病は、長時間直射日光を受けたことから、汗が出すぎて脱水症状になり、血液が流れにくくなって起きます。熱が出たり、めまい、顔が青くなったり、失神したりします。一方で、熱射病は全然違います。体に熱がこもって、汗も出なくなるんだそうです。血液がドロドロになって、全身の臓器に異常をきたすんです、40℃以上の高熱が出て、血圧が上がり、けいれん、意識障害などが起こります。昔から、高温多湿の炭鉱などで働く人たちの間で、「よろけ」などと呼ばれておそれられたんだそうです。

「日射病」と「熱射病」・・・2つをひっくるめて「熱中症」

それまで、分けて考えられていたこの2つの病気が、2000年ごろから救急医療の研究者らが、「暑さによる健康障害を熱中症に統一しよう!」となったんです。脱水症状などが専門の兵庫医科大学の服部先生によりますと、「明治以前、これらをひっくるめて『熱中り(ねつあたり)』と呼ばれていたんですが、いつの間にか『日射病』に変わり、また、熱中症に戻ってきた感じです」とおっしゃいます。熱中症の中にも程度があって、比較的軽い熱けいれん、熱失神から…もっともひどいのが熱射病だそうです。日に当たって起こる日射病は、比較的軽く収まることが多いそうなんです。確かに、強い直射日光に当たっていると、体力的にもつらいですし、めまいなどわかりやすい症状で気づくことができますが、室内でかかることが多い熱射病は、知らない間に症状が悪化してしまうので、ひどくなるのかもしれませんね。

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最終更新:5/27(月) 20:07
ABCテレビ

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