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共産党の野党統一候補「応援できない」 参院選巡り連合福井

5/27(月) 8:23配信

福井新聞ONLINE

 夏の参院選福井選挙区(改選数1)の野党統一候補が中央の調整で共産党公認の山田和雄氏(51)に決まったことを受け、立憲民主党福井県連合、国民民主福井県連、社民党福井県連合、連合福井の代表が5月25日、福井県教育センター(福井市)で対応を協議した。連合福井は「政策や考え方が違うため統一候補を応援できない」とし、3党は無所属での出馬を申し入れることで一致。協議後、共産党福井県委員会に結果を伝えた。

 非公開の会合後、国民県連の山本正雄代表代行は「中央は山田氏を野党統一候補とすることを決めたが、(推薦や支持など)支援の形を各党が持ち帰り検討することになった」と説明した。

 また、共産県委から、山田氏を共産公認で立候補させたいという意向を伝えられていると明かした。ただ、各党とも共産との距離感があるとし「3党で無所属での出馬を申し入れることを確認した」と述べた。

 国民県連の斉木武志代表は統一候補は中央での合意事項とした上で、「支援については党本部の考えを確認していく」と強調。立民県連合の野田富久代表と社民県連合の龍田清成代表は、合意を前向きに受け止める考えを示した。

 一方、連合福井の横山龍寛会長は「連合本部の方針を確認した結果、連合福井としては共産候補は応援できない。無所属で出馬した場合でも同じだ」と明言した。横山会長によると、連合熊本の推薦が決まっていた立候補予定者が4月の統一地方選で共産公認候補を応援し、推薦を取り消されたという。

 今後、各党での協議を経て立民、国民、共産、社民各党と政治団体「緑の党」の県内組織による協議会を開き、支援の在り方など対応を検討する。

 4者は約1年かけて野党統一候補の擁立を目指し協議を重ね、複数の女性が候補に挙がったものの擁立には至らず、各党本部に判断をゆだねていた。

 参院選福井選挙区では、自民現職で、経済産業政務官の滝波宏文氏(47)が再選を目指している。

福井新聞社

最終更新:5/27(月) 8:23
福井新聞ONLINE

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