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朝陽貿易、今期売上げ180億円目標。日本製鉄の鋼材拡販がけん引

5/27(月) 6:02配信

鉄鋼新聞

 中国貿易専門商社の朝陽貿易(本社・東京都千代田区、社長・阿部正行氏)は、2020年3月期に売上高180億円を目指す計画だ。自動車向けの塗料事業は厳しいものの、日本製鉄の鋼材拡販がけん引する。達成すれば前期の落ち込みをカバーし18年3月期をも上回る「V字回復」となる。
 今期、取り扱いが増えているのは日本製鉄のLNGタンク用9%ニッケル鋼板。中国内の案件を着実に捕捉し、対中輸出を積み上げている。
 また中国現地法人の花陽貿易(上海)有限公司によるビジネスも伸びており、米州向けのアルミやステンレス、特殊冷延鋼板の輸出を増やしている。総経理を兼務する阿部社長が定期的に出張し陣頭指揮を執っており、業容拡大に伴い現法の人員はここ数年で約3倍の11人へ増員した。上海法人の分公司とした重慶事務所では砥石販売を増やしており、中国内でのビジネス掘り起こしも寄与している。
 直近の19年3月期は中国の自動車販売が減速した影響で塗料事業が落ち込み、前期の166億円から134億円へと減収し着地した。ただ利益面では第3営業部で手がける黒崎播磨向け原料輸入ビジネスや、植物、窒素発生装置といった新規事業が健闘し、6%程度の減益にとどまった。

最終更新:5/27(月) 6:02
鉄鋼新聞

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