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給料を“先払い”したら、人はちゃんと働くのか? 光本勇介がトライしたい「実験」の数々

5/27(月) 14:00配信

新R25

セキュリティサービスをマス化する

セキュリティ業界も、一時期すごく興味があって、ネタ帳の「1軍」にしていたテーマでした。

セキュリティ業界の二大巨頭は「セコム」と「アルソック(綜合警備保障)」です。セコムのほうが規模が大きく、時価総額は1社で約1.5兆円もあります。

誰がお客さんかというと、ほとんどが「B」、企業です。企業か、ごく一部の超富裕層。

だから、このセキュリティというサービスを「マス化」することに、すごく興味があったのです。

セキュリティというサービスは、ごく一部のお金のある人しか受けられません。

では、上京したてのお金のない18歳の女子大生がセキュリティのサービスに興味がないかといえば、絶対にある。需要はあります。

ただ、月2万円もかかっちゃうし、「ワンルームのアパートにセコムなんて入れられないよな」とあきらめるわけです。現実的なのは、オートロックのマンションを借りることくらいです。

ただ、それだってやっぱりお金はかかります。

そこでたとえば、セコムのような監視カメラは無理かもしれませんが、ドアや窓が勝手に開いたらアプリで教えてくれるサービスなら安く作れるかもしれない。もしくは温度を感知して教えてくれるアプリでもいいでしょう。

本当に誰でも最低限のセキュリティサービスを受けられる、そういうものを無料でばら撒く、というのはできそうです。

玄関や天井に簡単なカメラキットをつけてもらえば、セキュリティをすべての人に提供できるかもしれません。

このサービスで壊したい「あたりまえ」は、「セキュリティというサービスは法人向けである」「一部の富裕層向けである」「セキュリティは高額である」ということです。

安全に過ごしたいという欲求は誰にだってあります。安心感は誰しもが欲するもの。

よって、これまで法人や一部の人だけに提供されていたセキュリティというサービスをマス向けにするだけで市場は大きく広がるはずなのです。

法人向けのサービスを個人向けにできないか?

一部の人にだけ提供されているサービスをマス向けにできないか?

ここに可能性は転がっているのです。

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最終更新:5/27(月) 14:00
新R25

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