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ツーリング性能満載! BMW Motorrad「R1250GS Adventure」は欲張りな人に向いている?

5/27(月) 17:00配信

バイクのニュース

これ以上必要なものはあるのか? 長い旅に最適なパートナー

 ツーリングに出かけるとしたら、バイクに求めるものは何があるのでしょうか? 荷物をたくさん積める、身体が疲れにくい、走っていて気持ちがいい、給油の回数が少ない、もちろん見た目もカッコイイ……などでしょうか。

BMW Motorrad「R1250GSアドベンチャー」の画像を見る

 それらすべてを兼ね備え、さらにツーリングを快適にする装備満載のバイクが、BMW Motorrad「R1250GS Adventure(アドベンチャー)」です。

 2019年1月に国内発売となった「R1250GSアドベンチャー」は、先に登場した「R1250GS」をベースに、オフロード性能を強化した大型アドベンチャーバイクです。

 バイクにまたがったときの乗車姿勢はアップライトで見晴らしが良く、首や腰への負担も感じません。リアキャリアには荷物を積みやすいし、別売りのアルミ製ケースを装着すれば中身は雨にも濡れません。燃料タンクは30リットルと大容量なので、給油のために止まる回数も少なく、大型のウインドスクリーンやカウルのおかげで身体に受ける風圧が少ないため疲労も軽減され、長時間、長距離を走り続けることができます。

 そして安全・快適な旅をサポートするため、さまざまな電子制御によって不意なアクシデントを防いでくれたり、走る環境に応じてエンジンやサスペンションの設定を調整し、走る楽しさを満喫させてくれます。それにグリップヒーターまで標準装備されているのです。

 といった内容で文句なしのバイクですが、難点を挙げるとすれば、とにかく大きくて重い(278kg~)、そして高価なノリモノだということでしょう。実車を目の前にすると、その大きさと高級感に怖気づくかもしれません。

イメージとリアルのギャップにワクワク感が止まらない

 モデルラインナップのなかでもヘビー級のボディを前にすると、「このバイクでオフロードには踏み込みたくないな……」と思ってしまうのは否めません。

 右足を大きく上げてシートにまたがると、身長175cm、体重62kgの体格で両足の裏半分くらいが地面に届きます。日本仕様は低いシートが標準装備で、さらにシートを外すと2段階に高さ調整が可能となっており、一番低い状態で820mmです。

 サイドスタンドを払おうと車体を起こすと、意外と軽くて驚きました。これが、エンジンの位置が低く一か所に集中している恩恵なのか、と想像します。

 エンジンは新開発された空水冷水平対向2気筒の「ボクサーツイン」を搭載しています。クルマのガソリンエンジンで用いられる可変バルブタイミング機構(BMWシフトカム・テクノロジー)を、量産バイクとしてはメーカー史上初の採用となります。

 シフトカムを採用したことで、低速から高速まで安定した出力を発生するようになり、足場の悪いシーンや向きを変えながら発進するときのエンストの恐怖感がやわらぎ、峠のコーナリングでは忙しくギアチェンジしなくてもモリモリ加速してくれます。

 細い林道も走ってみましたが、低い重心としなやかに動くサスペンションのおかげで、縦に走るわだちや野球ボールサイズの石が並ぶ地面でも平然と通過できました。それにトラクションコントロールも自然に働いて、湿った草やぬかるんだ土の上でも、リアタイヤが空転を続けることがなく前へ進みます。

 最初に感じた「大きい」「重い」というネガティブな印象は、少し走っただけで覆されました。どっしりとした巨体が不整地でも不安なく走り進むので、心にゆとりが生まれて楽しくなってきたのです。

 バイクで行くツーリングやキャンプが好きで、道中で走りも楽しみたい欲張りな人、バイクをとことん使い倒せるような人にこそ「R1250GSアドベンチャー」はベストな選択かもしれません。

 BMW Motorrad R1250GS Adventureの価格(税込)は、267万5000円です。日本仕様のモデルラインナップにはすべてETC2.0車載器を標準装備しています。

バイクのニュース編集部

最終更新:5/27(月) 17:00
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