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「この日も」出色。U-20日本代表の元気印・菅原由勢がメキシコ撃破で見せたクオリティ

5/27(月) 18:37配信

GOAL

スペシャルな勝利だった。26日、U-20ワールドカップの第2戦でメキシコと対戦した日本は、FW宮代大聖(川崎フロンターレ)の2ゴールなどで3-0と大勝。中南米の雄を大差で撃破し、グループステージ突破へ大きく前進した。【取材・文=川端暁彦】

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攻撃陣が表の主役だとすれば…

 2点を奪った宮代、1得点の田川亨介(FC東京)、鮮やかなゲームメイクと2つのアシストを記録した藤本寛也(東京ヴェルディ)といった選手たちが表の主役と言える試合だったが、守備陣が高いクオリティを見せていたことも大きな勝因だった。

 試合序盤にあったGK若原智哉のビッグセーブ、メキシコFW陣へのロングボール攻撃に競り勝ち続けた小林友希(ヴィッセル神戸)と瀬古歩夢(セレッソ大阪)の両センターバック、エネルギッシュな走りと攻撃センス、そして対人守備での粘りを見せた鈴木冬一(湘南ベルマーレ)といった選手たちのパフォーマンスが大量得点で忘れられてしまうのはもったいない。中でも、U-20日本代表の元気印、DF菅原由勢(名古屋グランパス)のプレーは「この日も」出色だった。

「名前や肩書きでビビることはない。ドンドン仕掛けてこいという気持ちだった」

 菅原はそんな言葉でメキシコ戦を振り返る。相手にはメキシコA代表にも選ばれているMFディエゴ・ライネス(ベティス)もいたわけだが、「A代表とか関係ない。プレーの特徴だけを意識していた」とシンプルに構えた。1対1の対応は粘り強く、迂闊に足を出したくなるタイミングでもグッと我慢してリスクを回避し、いざ球際勝負となれば誰よりも激しさを出す。気持ちの強さを押し出すことと、冷静沈着さのバランスが絶妙だった。

 試合前、ウォーミングアップから引き上げる際に、菅原はスタンドで応援に駆け付けている家族を見付けて、からかう仕草を見せていた。険しい表情を浮かべる選手も多い中だったが、ある種の余裕を感じさせる一幕だった。以前「集中し過ぎると視野が狭くなる」ということも言っていたが、まさにそうした適度にリラックスし、視野を広く保てた状態だったのだろう。

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最終更新:5/27(月) 20:44
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