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大長谷マイクロ水力発電所が開所 八尾

5/27(月) 14:04配信

北日本新聞

■地域振興のモデルケースに

 山あいの生活用水を活用した大長谷マイクロ水力発電所の開所式が27日、富山市八尾町杉平の同施設であり、住民や県、市、北陸電力の担当者ら約20人が売電開始を祝った。技術者と住民の知恵を結集し、通常より初期投資を大幅に抑えた手作り施設。運営するNPO法人大長谷村づくり協議会(村上光進理事長)によると前例のない取り組みで、農村振興のモデルケースとして注目を集めそうだ。

 県の「とやま型中山間地域資源利活用推進事業」の補助を受け、省力化装置企画・設計開発のMデザイン(富山市田畑)の松田靖彦代表を中心に3年前から取り組んだ。

 河村憲義さんの作業場に発電機を設置し、住民が取水口の整備などに協力した。年間発電量は1万キロワット時を見込み、北陸電力に全量を売電して年間33万円の収入を見込む。初期投資を抑えたことで早期の費用回収が可能になった。将来的にNPOの活動や電力の自給自足などに役立てる。

 式では村上理事長が「持続可能な地域振興につなげたい」とあいさつ。宮本光明県議らが祝辞を述べ、5人がテープカットした。松田さんが水車の形状や異常時の自動停止装置など独自に開発した機械のポイントを説明した。

北日本新聞社

最終更新:5/27(月) 22:45
北日本新聞

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