ここから本文です

【解説】徳川19代目が立憲から出陣

5/28(火) 20:23配信

静岡朝日テレビ

「殿がいざ出陣」です。

夏の参院選静岡選挙区で、立憲民主党が擁立作業を進めてきた徳川家19代目徳川家広氏が、さきほど出馬会見を開きました。

立憲民主党・徳川家広氏:「このたび参院選静岡選挙区で、立憲民主党から公認をいただきました。徳川家広でございます。静岡県は私にとっても、先祖代々、非常に縁の深い土地」

午後4時すぎ、静岡市内のホテルで会見した徳川家広氏。参院選静岡選挙区への立候補を表明しました。会見には立憲民主党の枝野幸男代表自らが同席する、異例の厚遇ぶりです。

立憲民主党・枝野幸男代表:「私から紹介するまでもなく、徳川家宗家の19代ということで、多くの皆さん、特に静岡ではご存知の方だと思う。若干選挙が近い時期での決定だが、十分にこの選挙を勝ち抜ける候補」

徳川家広氏は徳川家18代当主・恒孝氏の長男で、政治経済評論家として活躍しています。「一人ひとりにやさしい政治」を掲げ、浜岡原発の再稼働阻止や経済格差の是正、憲法改正反対などの政策を発表しました。

立憲民主党・徳川家広氏:「他の都道府県と比較して、比較的格差が少ない。人々がお互いに助け合う文化が非常に根強く残っている。そういう静岡県の価値観こそ、今の日本にとても必要」

立憲民主党や国民民主党などの野党は、参院選に向け全国32の1人区で、候補者一本化を進め、4つある2人区でも、京都や広島ではそれぞれ候補を1人に絞りました。

静岡も国民側が、現職の榛葉賀津也氏への一本化を要請。立憲は徳川氏を比例代表や衆院選に回すことも検討しましたが…

立憲民主党・枝野幸男代表:「複数区はすべてのところで、野党間で切磋琢磨する中で、全体のパイを広げていくべき中で擁立作業を進めてきた。他の野党ももう1議席を取ることが望ましい」

これに対して榛葉氏の陣営の関係者は、「各地で調整が進んでいたので一本化できると期待していたが、なぜ静岡だけがこうなるのか」と反発しています。

徳川氏の出陣で次の焦点となるのが、自民党が現職の牧野京夫氏に加え、2人目の候補を擁立するかどうかです。自民党県連内には野党票が分散することで、2議席を独占できる可能性が出てきたとして、2人目擁立論が加速しています。

きのう県連会長に就任した上川陽子氏は…

自民党・上川陽子県連会長:「党内の中でもいろいろな意見がある。これまでも2人区なので、いろいろな可能性については今の段階では否定しない」

徳川氏の出陣で静岡夏の陣は、一気に混戦模様となる可能性が出てきました。

改選数2の参院選・静岡選挙区には、このほかに共産党新人の鈴木千佳氏が立候補を予定しています。

【記者解説へ】

最終更新:5/28(火) 20:23
静岡朝日テレビ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事