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障害者は恋しちゃダメなの?ある女子高生を描いた漫画が訴えかけるメッセージ

5/28(火) 17:03配信

BuzzFeed Japan

障害があるから、恋はしてはいけないーー?

生まれつき、脳性まひがある車椅子の女子高生。そんな少女の恋愛模様を描いた物語がある。モデルとなったのは、生まれつきの脳性まひで、車いす生活をしている女性だ。その女性と、作品を描いた漫画家が、「障害者と恋愛、そして性」について、それぞれの思いを語った。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】

「人として、人を好きになるっていうことは当たり前なんですよね」

そう語るのは、マユミさん(仮名=36歳)だ。

漫画家・岡藤真依さんの『少女のスカートはよくゆれる』(太田出版)に自らをモデルにした短編集が掲載されている。

自身の恋や性について、メディアなどで話をすることも多い、マユミさん。そうした中では常に反発もあるという。

「障害者が恋とか性の話をすると、『生意気だ』『とんでもない』という声をかけられることがあるんです。『これ以上障害者を増やすな!』『恋愛なんてとんでもない』みたいな風潮が、いまもある。もちろん、昔より緩くはなってきてるんですけど……」

「私たちも、当たり前に恋もすれば、ちょっとムラムラすることもある。人間が生きるために必要な機能や気持ちだから、どうしようもできないんですよね。やめろとか、やるなとか、考えるなっていう発想自体がおかしいと思っています」

マユミさんは幼稚園から高校まで、「障害を意識せずに生きてきた」という。

「親も、そう育ててきたんですよね。だから、普通の学校に入って、普通に暮らして。周りに障害者はいなくって、障害者のことを知らなかったんですよ。本当そんな感じでした」

高校時代は恋愛もした。相手は、中学時代に同じ部活の先輩。連絡網の電話番号に電話をして、いきなり告白をしたーー。そんな記憶が、いまも生き生きと残っている。

「病気が悪化して、高校は1年生の2学期までしか通えなかった。でも、すごく楽しかった記憶しかない。密度の濃い高校生活だったと思ってます」

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最終更新:5/28(火) 19:36
BuzzFeed Japan

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