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元Google 長山氏とso.la 辻氏が「JADE」を設立。「日本のインターネットを良くする」がミッション

5/30(木) 10:01配信

Web担当者Forum

株式会社so.laの辻正浩氏が、Googleを退職した長山一石氏とタッグを組んで、新会社「JADE(ジェイド)」を設立、2019年6月1日から営業を開始する。創業の背景や新会社のミッション、さらには現在のSEO業界における課題まで、サイバーエージェントの木村賢氏が聞いた。◎撮影:吉田浩章

・株式会社JADEを始めます(辻正浩氏のブログ)
・株式会社JADE設立のお知らせ

 

普通の生活をしていて、一人でSEOなんてできるわけない

木村: 辻さんと長山さんが新会社を設立するということで、詳しく話を聞いていきます。とりあえず簡単に自己紹介からいきましょうか。僕はサイバーエージェントの木村です。インタビューはしたことがないですが、編集部からオファーをもらったので、ここにいます。

辻: 私から編集部に依頼をしました。木村さん、引き受けていただいてありがとうございます。私の経歴は、営業や広告制作などいろいろやりましてから、北海道でWeb制作をした後に、2007年から東京で株式会社アイレップに転職後SEOに専念。4年後にSEOコンサルとして独立して、株式会社so.laを設立し、大規模サイトのSEOをやってきました。株式会社JADEは13社目で、SEO専任になってから、12年くらいでしょうか。

長山: 2011年にGoogleに入って、2014年にマウンテンビューのGoogle Inc.に転職しました。それからGoogle LLCになって、直近ではGoogle Playの仕事に携わっていました。2019年3月29日で退職。5月7日に株式会社JADEを登記したので、これで4社目ですね。

木村: それ、転職っていいます?(笑) どうしてGoogleを辞めたんですか。

長山: 理由は複合的ですね。わかりやすいところで言うと、「アメリカに永住するのか」「日本に帰るのか」という選択でもありました。自分はL-1(企業内転勤者)ビザで米国で働いていましたが、このビザは5年がマックスです。変えるなら「グリーンカード」なのですが、これは永住権で、アメリカにずっと住むことに対してコミットすることになります。できるだけ母の近くにいたいなど、家族の事情もあって、帰国することにしました。


木村: Googleに戻るという選択肢もあったのでは?

長山: 確かにそうですね。Googleの職場環境、仕事、給与どれも素晴らしいと思います。でも、8年近く在籍していたので、会社のことがある程度わかってしまい、5年後の自分が想像できてしまったんです。自分は「5年後何をしているか想像がつく選択肢よりも、想像がつかない方の選択肢を選ぶ」というポリシーを持っているので、それに従って退職しました。その上で、「自分が社会に与えるよいインパクトを最大化するには、どうすればよいか」を考えて、辻さんに話しかけてみた、という経緯です。


木村: では、長山さんから辻さんに、新会社設立の相談をしたんですね。辻さんはその提案を聞いてどう感じましたか?

辻: 正直驚きましたが、渡りに船で乗ってみようと思いました。というのも実は、SEOに行き詰まっていたところがありまして。


木村: と言いますと?

辻: SEOの領域はどんどん広がり、やらなければいけないこと、見なければいけない領域、考えなければいけないことが増えています。会社としてお客様のサポートをしている以上、自分が自信を持てるデータや実績が無ければ、お客様に「これをやるべきだ」なんて言えませんよね。

それを実現しようとすると、寝ている時間がないんです。私も今年45歳で、1徹ならなんとかなりますが、2徹は完全に無理。できるのはあと2、3年で、その後は引退するしかないかなと思っていたんです。


木村: 辻さんはお一人でやってますからね…。

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最終更新:5/30(木) 10:01
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