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話題作への出演が続くネクストブレイク俳優・板垣瑞生(M!LK)、役者としての目標は「アカデミー賞の主演男優賞」

5/31(金) 21:47配信

デビュー

 ダンス&ボーカルユニット「M!LK」のメンバーとして活動する一方、映画『ソロモンの偽証』、大河ファンタジー『精霊の守り人』、映画『響 -HIBIKI-』などの話題作に出演し、俳優としても着実にステップアップを遂げている板垣瑞生(18歳)。6月28日(金)公開の映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』では、主人公・初に恋する3人の男性の一人、小田切梓役を演じている。

【写真】板垣瑞生の全身カットほか

 オーディションサイト『Deview/デビュー』では、同映画で幼なじみである初と数年ぶりに再会を果たし、昔と変わらず優しく接する一方で、ある目的を抱えているという難しい役に挑んだ彼に、演じる上での苦悩や現場の雰囲気、本作の見どころなどを語ってもらった。さらにこの春、高校を卒業し、“新・社会人”としての新たなスタートを切った板垣が今思う、役者業への想い、そして芝居の楽しさを知ったきっかけとは…。

■「今回久しぶりの共演なんですが、清水尋也と共演するときはいつもハードな現場なんですよね(笑)」

――映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の原作や台本を読んで、演じられた小田切梓について、どのような印象を受けました?

【板垣瑞生】「このお話をいただいてから原作を読んだのですが、梓に関しての最初の印象は、完璧に近い人だなと。読み進むにつれて、梓が抱えているものだったり、違った側面が見えてきて。台本を読んでからは、映画版のほうがより生身の人間らしいなという印象が強くなりました。彼のバックボーンが生々しく描かれていますし、梓の負の部分が、山戸(結希)監督の手によって巧みにすくい取られているなと。完成した映画を観たときに、その負の部分がキレイに見えてきたりもして、逆にすごく怖いなと思いました」

――いろんなものを抱えているキャラクターなだけに、芝居をしているときは精神的にもキツかったんじゃないでしょうか。

【板垣瑞生】「はい、キツかったです(苦笑)。当時の僕はもう、いっぱいいっぱいでした。何も隠すことなく自分をさらけ出して、あの瞬間瞬間、1シーン1シーンを生きていないと山戸監督に置いていかれる感じがして、もがいていましたね。本番直前に台本の台詞が増えたりすることもあったりして、とにかく必死に喰らいついていかなきゃ!という感じでした。僕は梓として、初のことが好きという気持ちと、まったく真逆の負の感情とを同時に持ち合わせていないといけなかった。人を好きになるという感情は理解できたけれど、もう一つの“負”のほうの感情は、自分の人生においては考えられないようなものだったので。僕は切り替えがあまり上手くできるタイプではないので、現場では日常会話をしながらも、“怒り”みたいな感情を抱えたままだったと思います。一瞬でもその感情を切らしてしまったら、梓にはなれなかった。山戸監督は、そういう一瞬、一瞬を大事に撮られる監督だったので」

――これまでいくつもの現場を経験していきているわけですが、山戸さんとの現場は、板垣さんにとって今まで経験してこなかったような“初めて”なことも多かったですか?

【板垣瑞生】「そうですね。似ている……というと少し違うけど、感覚的なところでは(『ソロモンの偽証』の監督である)成島(出)さんと近いものを感じました。作品に対する熱意が尋常でないし、本当に映画がお好きなんだなと。正直、キツいなと思うこともあったけど、本当に素敵な監督さんだなというのは、撮影を通してずっと感じていました。作品への愛だけでなく、僕らへの愛も伝わってきましたし、自分も生半可な気持ちで臨んではいけないという気持ちが、より強まりました」

――共演した清水尋也さんとは、とても仲がよいそうですね。

【板垣瑞生】「 『ソロモンの偽証』で共演して以来、ずっと仲良いですね。ただ、連絡は取り合うけれど、そこまでマメに会っていたわけではなくて。でも、お互いが出る作品について、“今度、コレ出るんだね”とか、観たらその感想を送りあったりしていました。今回、久しぶりに共演したんですが、清水尋也と共演するときはいつもハードな現場なんですよね(笑)。お互いに『いっつもキツイところで一緒になるね。でも、それが良いよな』って言っていて。彼がいてくれたおかげで、僕も気持ちを預けられたというのはあります。自分がどれだけ自由に芝居をしても、彼はそれを返してくれるっていう信頼があったから。この作品を経て、より仲良くなれました」

――完成した映画を観て、どう感じましたか?

【板垣瑞生】「今まで観たことがない作品で、とてもおもしろかったですし、新しい恋愛映画だなと思いました。いろんなギミックというか、仕掛けが詰め込まれているし、初とテレビ電話で会話しているシーンは、実際に自分たちでスマホで自撮りしているんですけど、映像で観たときにとても生々しかったし、鮮明に映っていて、本当にその世界に入ったような感覚になりました」

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最終更新:5/31(金) 21:47
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