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連載【「機能性表示食品」受理企業の戦略】日本人の主食「白米」にフォーカス ラインアップ強化で新需要開拓へ

5/31(金) 17:42配信

健康産業新聞

 はごろもフーズ( 静岡県静岡市)は、イソマルトデキストリンを関与成分とした『食後の血糖値の上昇が気になる方のパパッとライス』を全国の店頭にて展開している。機能性関与成分はイソマルトデキストリン(食物繊維)で、「食後の血糖値の上昇をおだやかにする機能があることが報告されており、食後の血糖値の上昇が気になる方に適しています」と表示。「“低糖質”や“アレルゲン”といったテーマの売場があるように、“機能性表示食品”カテゴリーの売場づくりに注力していきたい」と語る同社乾物・パスタ・米飯ユニット開発担当マネージャーの宮本太平氏に話を聞いた。

■開発の経緯は?

 生活習慣予防やダイエットブームを背景に機能性表示食品の市場規模が拡大しています。ターゲット層の拡大やシリーズの活性化、新たな需要の掘り起こしを目指すべく、当社では『パパッとライスシリーズ』のラインアップ強化に乗り出しました。

 国内には糖尿病になる危険性が高い“糖尿病予備群”と言われる層が一定数存在し、生活習慣予防や過激なダイエットのために、白米の摂取を我慢する人もいるようです。こうしたなか、日本人の主食である「白米」にフォーカスし、血糖値の上昇が気になる方でも食事が楽しめるよう開発に着手しました。

 配合するイソマルデキストリンはでんぷんを原料にし、酵素処理することによってできる水溶性の食物繊維で、血糖値の上昇をおだやかにする作用があります。

■売れ行きは?

 スーパーマーケットやドラッグストアを中心に展開しています。3 月1日の発売以降、各小売チャネルで順調に推移。今後の販売動向を見ながらさらなる拡販を図っていきたいと考えています。

 同シリーズはもともと高齢者層をメインターゲットとしてきましたが、食シーンの多様化を背景に近年は幅広い層に支持が広がりました。今後は機能性表示食品という訴求で新たな顧客層を獲得していきたいと思います。

■今後の戦略について

 各販路における包装米飯売場での営業を強化していきます。最近は、「低糖質」や「アレルゲン」など、テーマに沿った売場が見受けられますが、“機能性表示食品”カテゴリーの売場づくりの創出や提案にも注力していきたいです。

 製品開発にあたっては、市場動向も注視しながら特徴のある製品を開発していきたいと考えています。また、包装米飯にとどまらない他のカテゴリーの機能性表示食品も今後は検討していきたいです。

最終更新:5/31(金) 17:53
健康産業新聞

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