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特集【美肌】”食べる”、”飲む”から”塗る”まで 広がる美肌マーケット 2019/6/19 特集

5/31(金) 17:49配信

健康産業新聞

 美容訴求商材は、ダイエット関連アイテムとともに健康食品市場をリードしている。本紙が毎年12月に実施する受託調査では、トップがプラセンタで昨年に引き続き2冠。2位にはコラーゲンがランクインした。これを追うかたちでヒアルロン酸が続く。

 さらに業界では、抗糖化やカツオエラスチン、マコモ、アスタキサンチン、セラミド、オオバンガジュツなどの素材にも注目が集まっている。コスメ分野では、ヒト脂肪間質細胞順化培養液配合の商材などが話題を集めている。

■「美容・美肌」は健食受注で首位確保

 調査会社インテージが2 月に発表したヘルスべネフィット別市場規模では、「美肌・肌ケア」が1 兆4,852億円(推計)。「健康維持/推進」の2 兆1,229億円に次ぐ2 番目の規模で、ニーズが特に大きい市場であることがわかった。

 本誌が毎年6 月・12月に実施している健康食品受託加工・製造でも、コラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸は常に上位にランクインし、2018年総括の受注カテゴリーでも、「美容・美肌」は「ダイエット」を抑えてトップ。

 圧倒的な認知度を誇るプラセンタは、食品や化粧品向けの製品が数多く市場に流通。食品向けではコラーゲンや高麗人参など他素材との複合製品が目立つ。機能性表示食品を追い風に活況を呈しているのがヒアルロン酸で、「肌の水分保持」「乾燥の緩和」といった表示で機能性関与成分のトップに。市場にはサプリメントや飲料、スープなどの製品が流通している。

 ヒアルロン酸やセラミドといった肌訴求の機能性表示食品は、先月29日時点で127品目が受理されており、美肌素材のさらなる活性化が期待されている。5,800万トンに到達。過去最多となる販売量を記録している。

 (株)イムダインでは、コラーゲン配合ドリンクやサプリメント等をサロン向けに展開。昨年はコラーゲン原料の一部をジぺプチドタイプに置換した商品を限定企画品として発売、「体感性が高い」と好評を博した。エル・エスコーポレーションは、高付加価値美容素材「ヒアロコラーゲン」を提案。原料・OEM供給が順調に推移している。

 近年は海外からの注文や問い合わせも増加傾向にある。抗糖化は、アンチエイジングの切り札として注目を集めるテーマのひとつ。糖化によって生成されるAGEs(糖化反応最終生成物)が引き起こす諸症状には、肌の黄ぐすみや弾力低下によるたるみ、しわ、しみをはじめとした老化作用の促進が挙げられる。

 アークレイグループからだサポート研究は、“AGEsの分解”に着目した新素材「サトナシール」の提案を本格化。in vitro試験では、AGEsを分解する酵素を活性化する作用に加え、AGEs架橋を切断する作用を確認済みという。(株)IHMは、南米ハーブ素材「パロアッスル」を供給。invitro試験でAGEs阻害作用を有することを確認した。

最終更新:6/19(水) 11:08
健康産業新聞

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