ここから本文です

<社会人野球>熱戦続く 都市対抗野球予選 5時間超の試合も

6/1(土) 21:52配信

センバツLIVE!

 第90回都市対抗野球大会は各地で予選が行われた。九州では第3代表決定戦があり、宮崎梅田学園(宮崎市)が熊本ゴールデンラークス(合志市)を7―3で破り、初出場を決めた。宮崎県勢としても初めての都市対抗出場。

 北関東は第2代表決定トーナメント2回戦2試合があり、スバルと初参戦のエイジェックが3回戦に進んだ。第5代表決定トーナメント1回戦の東海では、東海理化と日本製鉄東海REXが勝ち上がった。東北は2回戦4試合で、昨年第1代表のトヨタ自動車東日本が七十七銀行に逆転負けし、第3代表決定トーナメントに回った。

 中国は決勝トーナメント1回戦2試合があり、JR西日本に競り勝った三菱重工広島と、延長十四回の末にシティライト岡山を降したJFE西日本が第1代表決定戦に進んだ。

 四国が開幕して1回戦2試合があり、3年連続出場を狙うJR四国はアークバリアに七回コールド勝ち、松山フェニックスは四国銀行に逆転勝ちで、それぞれ代表決定戦に進出した。

 北関東は第2代表決定トーナメント2回戦2試合があり、スバルと初参戦のエイジェックが3回戦に進出。東海は第5代表決定トーナメント1回戦で、東海理化と日本製鉄東海REXが勝ち上がった。東北は2回戦4試合があり、前年第1代表のトヨタ自動車東日本が七十七銀行に逆転負けし、第3代表決定トーナメントに回った。

 ◇JFE西日本4―3シティライト岡山

 高々と上がった打球に左翼手がフェンスに張り付く。スタンドインまでギリギリの当たりに思われたが、JFE西日本の高田はゆっくりと一塁へ走った。「打った瞬間、いったと思った」。スラッガーとしての感覚を忘れてはいなかった。

 同点の延長十四回、先頭で右打席に入った。3ボール1ストライクからの5球目は内角低めへの134キロの直球。「一番飛ぶ所に来た」と、得意のコースを力強く引っ張った。社会人2年目で放った公式戦初アーチが決勝ソロになり、「こういう場面で打てたのがうれしい」と喜びをかみ締めた。

 埼玉・浦和学院高3年時の2013年センバツでは大会タイ記録の3試合連続本塁打を放ち、チームの初優勝に貢献した。立教大時代は捕手で、JFE西日本に入社後も捕手で登録したが、不動の正捕手・岡の前に出場機会に恵まれなかった。「自分の打撃を生かしたい」と高校時代に守っていた三塁手をはじめ、練習では外野手にも挑戦。この日は延長十一回に代打で出た後、そのまま三塁を守り、2打席目で大仕事をやってのけた。

 社会人では本塁打を量産できていないが、「今も本塁打を打ちたいと思っている」と言い切る24歳。3年ぶりの本大会出場へ向け、右スラッガーがチームを勢いづけた。【安田光高】

 ◯…JFE西日本の高田が5時間8分の熱戦で決勝ソロを放った。延長十四回無死、134キロの内角直球を力強く引っ張り、左翼席に運んだ。社会人2年目の公式戦初アーチに「うまく打てた」と喜んだ。埼玉・浦和学院高3年時の2013年センバツで大会タイ記録の3試合連続本塁打を放ち、初優勝に貢献。立教大を経て入社したが、出場機会に恵まれず、登録の捕手以外に内外野も練習し、この日は延長十一回に代打で出て三塁を守った。チームの3年ぶりの本大会出場に向けて「守備でも打撃でも期待に応えたい」と誓った。

 ◇松山フェニックス3―2四国銀行

 松山フェニックスを3年ぶりの代表決定戦に導いたのは、途中出場の8年目・井上拓だった。二回にヘッドスライディングをして右足を痛めた7番・一塁手の坂井に代わり、緊急出場した30歳が大仕事を果たした。

 1点を追う八回1死満塁、相手左腕の2球目の落ちる球に体勢を崩されながらも引っ張った。「犠牲フライにはなるかな」と思った打球は風にも乗って左翼手の頭を越し、逆転の2点適時打となった。千原監督は「左に強い選手なので、もしかしたらと思っていた。たまにこういうことをするんです」と笑顔でたたえた。

 井上拓は広島・崇徳高、中部学院大を経て入団し、3年目に初出場した本大会では3回戦で途中出場してマスクをかぶった。一昨年秋に練習中に左膝を負傷し、手術を受けて昨年5月まで練習に参加できず、「やめよう」と考えることもあった。それでも「もう一度、東京ドームに行きたい」と現役続行を決意した。

 「若い選手にも東京ドームを経験させたい」。見据えるのは5年ぶりの大舞台だ。【大東祐紀】

 ○…松山フェニックスを3年ぶりの代表決定戦に導いたのは途中出場の8年目・井上拓。1点を追う八回1死満塁、相手左腕の2球目の落ちる変化球に体勢を崩されながらも引っ張り、左越えに逆転2点適時二塁打を放った。広島・崇徳高から中部学院大を経て入団し、3年目に本大会出場を果たしたが、一昨年秋に左膝を負傷。昨年5月までプレーできずに現役引退も考えたが、「もう一度、東京ドームに」と決意した。「若手にも東京ドームを経験させたい」と、5年ぶりの本大会出場に向けて闘志を燃やしていた。

最終更新:6/1(土) 22:14
センバツLIVE!

こんな記事も読まれています

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9/23(月) 16:45

あなたにおすすめの記事