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NHKらしくない?「腐女子、うっかりゲイに告る。」賛否両論のタイトルの裏側

6/1(土) 12:09配信

BuzzFeed Japan

「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。」インパクトあるタイトルのドラマが、今じわじわと口コミで話題を広げている。

「タイトルからコメディタッチだと思ったら予想外にシリアス」「何気なく見始めたのに、いつのまにか毎週真剣に見ている」……SNS上でも回を追う度に熱のある感想が増えている。

同性愛者でも子どもがほしい

原作は『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』(著:浅原ナオト)という、これもまた刺激的なタイトルの小説。Web小説サイト「カクヨム」に投稿され人気を呼び、KADOKAWAから書籍化された。

主人公・安藤純(金子大地)はゲイであることを隠している男子高校生。あるきっかけで同級生の三浦紗枝(藤野涼子)がBLを愛する“腐女子”であることを知り、2人は急接近する。

純がゲイであることを知らぬまま、少しずつ惹かれていく紗枝。人目を忍んで、既婚者の男性パートナーと逢瀬を重ねる純。

同性愛者でも、子どもがほしい。家庭を築きたい。そのためには女性を愛することが「必要」だ。

「普通の幸せ」を手に入れたいと苦悩する純に紗枝が告白したことで、人間関係が一気に動いていく……。

「自分はゲイです」。共鳴する声

公式サイトの感想掲示板には、性的マイノリティー当事者も含めた多くの人からさまざまな感想が寄せられている。

<自分はゲイです。思春期の頃、同じように悩みました。隠して生きてきました。この辛さがすごく身にしみて、泣いてしまいました。心がえぐられるような思いでした。辛かった思春期。でもみんな同じように生きているのかと思うと、少し安心しました。(30代男性)>

<私は今年、大学生の息子に、ゲイをカミングアウトされました。現在東南アジアに留学しています。 先日外国人男性との赤裸々なツイートを目にしてしまい、大変ショックを受けています。

産んだ私の責任を感じない日はありません。このドラマを見て、LBGTに悩む本人の気持ちに少しでも寄り添えたら…と思いながら視聴しています。(40代女性)>

<60代の私が今1番真剣に見ているドラマです。それは、内容がゲイの少年のことであるが、自分の内面と戦い、苦しみ、世間の無理解にも傷ついていく人間そのもののストーリーだからです。それは、私自身や皆ともつながっている。(60代女性)>

今、「ゲイの男子高校生」の物語をNHKドラマとして届ける意義とは。制作統括の清水拓哉さん、演出の上田明子さんに、この作品に懸ける思いを聞いた。

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最終更新:6/1(土) 12:09
BuzzFeed Japan

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