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「多くの可能性を秘めた植物」栄養素豊富な“奇跡の木”モリンガ栽培に成功 佐賀・嬉野の農家・末広さん  北インド原産、アフリカなど熱帯地域に自生

6/1(土) 13:03配信

佐賀新聞

 豊富な栄養素から“奇跡の木”ともいわれ、国内外から注目を集める植物「モリンガ」の栽培に、佐賀県嬉野市嬉野町吉田地区の農家末広満さん(62)が取り組んでいる。「多くの可能性を秘めた植物。嬉野産のモリンガで地域の活性化につながれば」と話し、モリンガを使った料理を提供する体験型農園の計画も検討している。

 モリンガはビタミンやミネラルなど90種類以上の栄養素が含まれていることが特長。北インド原産で、アフリカやフィリピンなど熱帯地域に自生しているという。国内では沖縄県などで栽培事例がある。

 末広さんがモリンガ栽培に着目したのは2年前。吉田地区の直売所「吉田まんぞく館」で勤務中、知人からモリンガの存在を聞いた。熊本県天草市の農園を訪れ、初めて目にして「大きく育った様子が妖精のよう。強い生命力を感じた」と振り返る。

 水耕栽培のバラ園だった15アールのハウスを知人から借りて栽培を始めた。農業は未経験だったため、地元農家から助言を受けて土を耕した。初めて種をまいた1カ月後に発芽、夏ごろには高さ約5メートルまで成長した。

 収穫した葉は嬉野町の「きたの茶園」で乾燥させ、パウダー状にしてパック詰めしている。昨年は500本植えて600パックを作り、吉田まんぞく館などで販売し、ほぼ完売した。1パックは税込み2500円。末広さんは「日本での知名度は低いが世界的には有名な植物。多くの人に知ってもらいたい」と期待する。

最終更新:8/19(月) 10:24
佐賀新聞

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