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水しか注文しない…「健康志向の客」が事業を台無しに、バー所有者の主張

6/2(日) 11:04配信

The Telegraph

【記者:Helena Horton】

 食事の際にただの水を頼む人は「高潔」なことをしているように感じているのかもしれない──。水には、ビールのようなカロリーやジュースのような糖分も含まれていないためだ。

 しかし、英ブリストルにあるバー「ブリストル・スピリット」のオーナーは、その客の高潔な行為によって事業が台無しになると述べ、食事の際に水を注文する健康志向の客を激しく非難している。

 ブリストル・スピリットの共同創設者サム・エスペンセンさんは、店では食事も提供しているが、すべての客は食事と一緒にドリンクも注文すべきだと話す。

 ツイッターへの投稿でエスペンセンさんは、先週は水しか頼まなかった客が少なくとも14人いたと述べ、「もしブリストル・スピリットに来て水道の水しか飲まないなら、そのテーブルでのもうけはない。コスト割れだってあり得る」と訴えた。

「もし水道の水だけ下さいというなら、ドリンクを買うほどの価値がうちの店にはないと言っているようなもの。このバーが存在する理由はドリンクを提供するためなのに」

 地元紙ブリストル・ポストの電子版ブリストル・ライブの取材に対しては、「これは業界全体で起きていることだ。より健康的な飲み物やノンアルコールのドリンクが好まれるようになったこともその要因の一つだろう(それ自体は素晴らしいことではある)。しかし、アルコールを希望しない客のために、うちでは約50種類の選択肢を用意しているのだから、それだけが理由というわけではない」

「水道の水を注文することで、採算割れをせず、利益を出すのに必要な客単価にとどかない可能性がうちの店では高い。こうした現状を分かってもらいたかった」

 エスペンセンさんはまた、水道水を提供するのにもコストがかかると話し、「最後に伝えたいのは、食器洗浄機、グラス、食器を拭くための布巾、バーテンダー、接客スタッフ、その他その1杯の水に伴うありとあらゆる経費がかかっている」と説明した。

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最終更新:6/3(月) 8:31
The Telegraph

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