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Googleのアルゴリズムが医師をしのぐ肺がん発見結果を発表

6/2(日) 19:13配信

ギズモード・ジャパン

AIで肺がん診断。

医療分野もAIを採り入れて効率化を目指してもらえたら素晴らしいですね。

【画像】Googleのアルゴリズムが医師をしのぐ肺がん発見結果を発表

最近、AIの波にのって、わたしもAI会計を使ってるのですが、それが変な間違いをするんですよね。人間だったら絶対にしないような間違いなんです。それはやはり人間が修正してやらなくてはならないんですね。AIにはトレーニングがつきものなので、修正していくうちにだんだんよくなっていくようなのですが、この仕組みを理解して正しく使いたいですね。

人間の医師を助けるためのAI活用も有効でしょう。しかし、医療、特に深刻ながんの診断には間違いは許されません。米GizmodoのMelanie Ehrenkranzの報告です。

アルゴリズムや人工知能は、おかしなことに人間が絶対に犯さない間違いをするものです。これまでも砂漠をエロ画像と間違えるやら自動翻訳の大失敗による逮捕劇などで、やれやれという場面も少なくありませんでした。でも、AIも進化の一途をたどっており、これからは命を救ってくれるようなナイスなアルゴリズムが大活躍してくれそうですよ。

94.4パーセントの成功率

Google AI(グーグル)の研究者が発表した論文によれば、高い率で深層学習により肺がん画像を識別することに成功したとのこと。その成功率はなんと94.4パーセント。

Nature Medicine誌に掲載されたこの論文、成功率が高いだけじゃなくて、一部のケースでは人間のレントゲン技師の能力をもしのぐ業績をあげているらしいのです。論文によれば、このシステムはアメリカのNational Lung Cancer Screening Trialの6716件の症例でこの成功率を叩き出し、 その他別の1139件の臨床例でも同様の成功率を導いているとのこと、頼もしい限りです。

この論文では事前のスキャン画像がある場合(教師あり)とない場合(教師なし)の2つのシナリオで実験をしています。学習画像がある場合にかんしては、肺がんが含まれる画像、肺がんが含まれない画像、そして最終的にがんの発生につながった結節のトモグラフィー画像の3つで深層学習のアルゴリズムをトレーニングした結果、6人の医師よりもAIのほうが同定率が高かったとしています。データを使ってトレーニングをしなかった場合には機械も人間と同程度の結果を出したとのこと。New York Timesの報告です。

Googleのダニエル・ツェー博士は、New York Timesに「AIに学習させるのも、まるで学校の授業のような感じですよ」と語っています。「深層学習用に大量のデータを使用しました。どんな画像が“がん“なのかを教え込んだのです。また将来的にがん化する画像、がん化はしない画像についても学習させました。ある程度これらを学習させたのちに、今まで見たことのない画像を新たに見せて“テスト“を行なったところ、これが優秀な成績を納めてくれたんです」

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最終更新:6/2(日) 19:13
ギズモード・ジャパン

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