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山縣亮太の決意。2020年東京五輪・100メートル決勝前日まで悩み抜く。

6/3(月) 7:30配信

テレコムスタッフ

Momentum~アスリートの瞬間~

日本陸上短距離界のエース・山縣亮太。ここ数年、日本記録の更新と9秒台突入が期待されている。自らの走りを深く追求する姿勢から「走る哲学者」と称する声もある。近づいてくる2020年東京オリンピックについて、そして大切にする瞬間について語った独占インタビューを公開。
桐生祥秀、サニブラウン・アブデル・ハキームなど国内最速の覇権を争うライバルたちと繰り広げる「個」の戦いは、2020年の夏まで一層、熱を帯びていく。

「アスリートの瞬間」を独自インタビューと映像で綴るシリーズです。

▼目標とする瞬間――2020年東京オリンピック100メートルの決勝。

―目標とする瞬間はいつ?

山縣「やっぱり2020年の東京オリンピックですかね。なんだろう、東京でオリンピックが開かれ、選手として迎えられる可能性があるのは、誰しもが持っているチャンスではないと思うし、そこでしっかり自分の結果を出したいという思いが強いですね」

ー五輪本番のレースをいま意識する?

山縣「想像はしますけどね、相当プレッシャーかかるだろうなとか、
(代表)選考会から夜も眠れないんだろうなとか。その辺で捻挫するのが怖くて外出もできないんだろうなとか(笑)。そんなことは思いますけど・・・。失敗がいつもより怖いと思うので、その恐怖心とどう打ち克って、練習もしっかりして、息抜きもしっかりして、いい状態でその日を迎えられるか。そこが自分の勝負するべきところかと思うんです。
いま思っているのは、とにかく大きな目標なんですけど、その日のために特別何か大きな変わったことをやろうという気もないし、日々の積み重ねの先にあることだと思っているので、そう言った意味だと特別な大会とはあんまり思わない。いつもの大会。そういう風にしてこれまで試合に臨んで来たところもあるので。心身ともに充実した状態で2020年を迎えたいですね。体も強くして臨みたいし、技術ももっともっといいモノを手に入れて迎えたいし、そのために日々、これからも試行錯誤しながら、東京オリンピックの前の日までしっかり悩んで、日々を過ごしたいと思っています」

ー今の自分じゃまだ戦えない?

山縣「結果として戦えるかどうかは分からないですけど、10秒00を準決勝で出したら、決勝に残る可能性はゼロじゃないので・・・。分からないですけど、確実に(決勝に)残るっていうレベルにあげるには今の自分じゃまだ足らないですね。
2020年に100パーセントの力を発揮しようというのは、もちろんそのつもりで頑張るんですけど、できるとはあんまり思ってなくて、90から95パーセントの力で、目標である決勝、その先のメダル争いに絡めるだけの地力をつける。ということを意識してやっているので」

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最終更新:6/3(月) 7:30
テレコムスタッフ

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