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アルゼンチンの暴力的な5000人、ブラジル入国禁止に

6/4(火) 13:59配信

サンパウロ新聞

 ブラジル政府とアルゼンチン政府は5月31日、今月14日からブラジル国内で開催されるサッカーの南米大陸選手権「コパ・アメリカ 2019」とそれ以外のすべてのスポーツイベントの開催期間中にアルゼンチンの暴力的なサッカーファン5000人がブラジルへ入国することを禁じるとする協定を結んだ。

 通信社アジェンシア・ブラジル(Agencia Brasil)の同日付報道によると、アルゼンチン政府は保安省を通じて、アルゼンチンのサッカーサポーター組織に関係する犯罪歴を持つ5000人の氏名をまとめたリストを、ブラジルのセルジオ・モロ法務・公共保安大臣の元へ送った。そして同リストは、国境でこれらの者達の入国を阻止するためにブラジル連邦警察の出入国管理局に渡された。アルゼンチン政府からブラジル政府へ提供された情報には、暴力的サッカーファンらの生物学的データも含まれている。万が一、リストに名を連ねている者がブラジル入国に成功してしまった場合は、アルゼンチン政府の要請によって「コパ・アメリカ」の試合会場の入り口で入場阻止されることになる。

 この協定はブラジルで開催される「コパ・アメリカ 2019」の安全確保のために結ばれたものだが、同大会終了後も無期限に効力を持ち続けることになる。スポーツイベントに絡んで犯罪行為が行われることを回避するために、ブラジル・アルゼンチン両国政府が協力する。セルジオ・モロ法務相は「我々はあらゆる種類の不測の事態に備えている。我々にはそれ(準備)をするための有効な時間がある」としている。

 特に重点が置かれているのは、生命および身体に危害を加える犯罪▽武器、弾薬、爆発物、有毒物質の売買および不正使用▽資金調達を含むテロ行為▽国境警備コントロールからの逃避の幇助(ほうじょ)および促進▽国際的組織犯罪──などだ。

サンパウロ新聞

最終更新:6/4(火) 13:59
サンパウロ新聞

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