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[大弦小弦]スマホの使い方、まず大人から

6/4(火) 5:15配信

沖縄タイムス

 仕事終わりの深夜、タブレット端末を触るのが日課になった。ニュースや電子書籍、スポーツ動画を見ているとつい時間を忘れる。1週間の使用時間が膨大になって驚くことも▼シチズン時計が20代以上の働く人を対象に「新時代に増やしたい生活時間」を尋ねたところ「睡眠」「運動」「家族とのだんらん」が上位を占めた。共感したのが「減らしたい時間」の3位に「スマートフォンの操作」が入ったこと

▼1・2位の「通勤・勤務」時間と異なり、スマホは自分の意思で減らせる。その分、睡眠に充てればいいのにと頭で理解しながらも利便性に負けて手が伸びてしまう心境はよく分かる

▼スマホやタブレット端末の普及を背景に、中高生の7人に1人が病的なネット依存と疑われている。ネットの健康問題に詳しく啓発活動をする高宮城修さんは保護者に「子は親のスマホの使い方を見ている。子に目を向ける時間に画面を追っていないか」と投げ掛ける

▼実際に小学生から「親が画面を見ながら会話する」などの声が寄せられる。家庭での利用ルールを徹底するためにも大人が姿勢を見せる必要がある

▼15年ほど前の育休中、携帯さえ持たずに過ごした一時期があった。世界とつながらなくても子どもと一対一で向き合った時間は何物にも代え難い。端末を置く時間をつくることから始めたい。(大門雅子)

最終更新:6/4(火) 5:15
沖縄タイムス

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