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【ブラジル】「狂牛病」感染確認 中国への輸出を停止

6/5(水) 19:10配信

サンパウロ新聞

 ブラジルの農牧食糧供給省は3日、同国中西部のマット・グロッソ州内で飼育されていた牛が牛海綿状脳症(BSE)、いわゆる「狂牛病」に感染していたことが分かったため、ブラジル産牛肉の中国への輸出を停止させたと発表した。伯メディアが同日付で伝えた。

 同省によると、牛肉輸出の停止はブラジルと中国の間で結ばれている衛生協定に基づく措置で、一時的で「儀礼的」なものだ。同省は、輸出停止措置は「自動的」なもので、2015年に両国政府が署名した合意の中でうたわれているとしている。この合意では、何らかの疾病が検出された後に何らかのリスクがある場合には輸出を停止すると規定されている。

 なお同省は、マット・グロッソ州において狂牛病感染が確認されたが、この疾患のブラジルのリスク分類はこれまで通り「無視できるリスク」であり、ブラジル国内においては衛生上の危険性はないとしている。

 4日付伯メディアによると、テレザ・クリスチナ農牧食料供給相は同日、ブラジル政府はすでに、中国向け輸出の一時停止措置を解除して輸出を再開させるのに必要な書類を国際獣疫事務局(OIE)に対して提出しており、同事務局はそれらの評価をすでに終えたと明かし、「中国が今後数日のうちにブラジルによる輸出停止を解除するよう求めるのを我々は待っている」と語った。

サンパウロ新聞

最終更新:6/5(水) 19:10
サンパウロ新聞

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