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「国会議員として資格ない」丸山穂高議員への糾弾決議 衆院、全会一致で可決

6/6(木) 13:52配信

BuzzFeed Japan

衆院本会議は6月6日、北方領土返還に関して「戦争しないとどうしようもなくないか」などと発言した丸山穂高衆院議員(日本維新の会を除名)に対して、ただちに自らの進退を判断するよう促す「糾弾決議案」を全会一致で可決した。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】

衆・参院事務局によると、議員個人に対する糾弾決議は初めてだという。ただ、今回の糾弾決議に法的拘束力はなく、議員の身分や特権には影響しない。

与野党が共同提出した「糾弾決議案」

立憲民主党、維新など野党6党派は「我が国の国是である平和主義に反し、国際問題にも発展しかねない。国益を大きく損ねる暴言」などとして、5月17日に丸山氏の「辞職勧告決議案」を衆院に共同提出していた。

これに対し、与党側はこれまで院外の発言を理由にした辞職勧告決議はないことから、議員の地位の取り扱いは慎重にすべきとして「譴責決議案」を提出するなど、与野党で対応が分かれていた。

その後、与党側は譴責決議案の内容をより厳しく責任を追求する内容に改めた上で、野党側に賛同を求めていた。

これに野党側が応じたことで、与野党が共同で「糾弾決議案」を提出。与党側は「譴責決議案」を、野党側は「辞職勧告決議案」を取り下げた。

糾弾決議案では「我が国の国益を大きく損なうものと言わざるを得ない」「議員としてというよりも人間としての品位を疑わせるものである」と丸山氏を厳しく批判。

さらに「院として国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」として、ただちに自らの進退を判断するよう促している。

丸山氏「選挙での判断によるべき」

一連の動きに、丸山氏はどう主張してきたのか。

丸山氏は5月19日を最後にTwitterを更新していない。報道陣の取材に応じたのは、5月20日が最後だ。

この日、国会内で取材に応じた丸山氏は、辞職勧告決議案について、過去には刑法犯や逮捕・起訴されたものに対して出されているとし、「発言について出すのは由々しき事態。言論府自体が、自らの首を絞めかねない行為」と批判した。

一方で、問題視された「戦争しないとどうしようもなくないか」という発言について「不適切だった」と撤回、謝罪の意思を示しつつも、「私自身が実力行使をしたわけではないし、私が(戦争を)やれ、やりましょうよという話ではなかった」「一つの賛否を聞くというかたちでの発言だった」として釈明した。

議員辞職については、3日までに衆院議院運営委員会(高市早苗委員長)に提出した弁明書で「最終的には選挙での有権者のご判断によるべき」と否定している。

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最終更新:6/6(木) 13:52
BuzzFeed Japan

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