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プジョーSPEEDFIGHT 125 R-CUP スポーティなモデルながら乗りやすさは絶品

6/6(木) 12:33配信

バイクのニュース

クルマと同じグラフィックを採用し、スポーティさを強調

「スピードファイト」は、フランスのプジョーが手がけるスクーターの中でも歴史が深いモデルです。誕生は1997年、シングルアームサスペンションを採用したスポーツモデルが初代となります。その後いくつかのモデルチェンジを経て現在で4世代目。片持のスイングアームやリザーバータンク付きのモノショックなど、スポーティなスタイリングに仕上がっていますが、特に今回試乗した「スピードファイト125 R-CUP」には、プジョー308のレーシングカップ使用にインスパイアされたグラフィックが採用されており、見た目もエッジの効いたスポーティな仕上がりとなっています。

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 コンパクトに仕上げられた車体は、全長1895mm、全幅700mm、全高1150mm。通勤快速の代表格ともいえる、スズキのアドレス125と比べると、全長1900mm、全幅685 mm、全高1135mmとほぼ同サイズですが、タイヤのサイズが13インチとなり、シート高が800mmとスクーターにしては高め(アドレス125は前12インチ後ろ10インチ、シート高745mm)の設定となっており、身長157cmの私じゃ片足しか届きませんでした。

 見た目だけじゃなく、そのあたりにも欧州車の香りを漂わせている感じもしますが、それもスポーティでスパルタンなイメージに捉えられて、かえってやる気にさせてくれます。

 さらにはフロントにあしらわれたエアダクトと縁取りされたLEDのヘッドライトもシャープに仕上がっていて、シングルシートカウルや、アルミ風のフットボードパネルもなにげにかっこいい。うん、かっこいいデス。

 シンプルなデジタルフロントパネルの前には、スマートフォンホルダーが標準装備で備えられており、その裏側にはUSBソケットが配備されているので、スマホの設置もスマートに行うことができるのです。さすがの仏式クオリティです。

アグレッシブな見た目と違い、優しく扱いやすく乗り心地も良いスクーター

 そんなスポーティな見た目を持つスピードファイトの乗り心地もさぞかしスポーティなことでしょう!と早速試乗してみると、あれ?意外とジェントルマンじゃぁないですか?というのも、とってもシルキーな乗り心地だったのです。

 水冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒の124.6ccエンジンを搭載し、最高出力は11PS/7400rpmで最大トルクは10.8Nm/5600rpmを発揮。ドカンとワープするような加速力はありませんが、トルクを感じながらじんわりと穏やかに伸びていく加速感が気持ちいいではないですか! その見た目の迫力、というかシート高の高さから、125ccクラスということを忘れていました。

 パワーは充分、というかそれ以上に感じられます。スポーティに走ろうとおもったら、それなりのパワーを発揮するのだとは思いますが、街乗りではそこまでの必要性は感じることはなく、むしろ必要十分、クイックに走ることができるはずです。

 車両サイズもそれなりにコンパクトなので、細かい道でも迷うことなく入っていける。欧州車ならではの段差をいなすしなやかな足周りは、体重が軽い女性にも優しく扱いやすさを感じることでしょう。

 車両価格は36万720円と、輸入車にしてはお手頃価格。他の人とは違う個性的な通勤快速を手に入れたい、と考えている人におススメしたい、スーツ姿でも似合うスポーティなフレンチスクーターなのでした。

サトウマキ

最終更新:6/6(木) 14:41
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