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訪日客の流れ東京から福島へ 福島県と都が協定締結 東北初

6/7(金) 8:54配信

福島民報

 県と東京都、東京観光財団は六日、「MICE」(マイス)と呼ばれる大規模な国際会議やイベントなどを都内に誘致し、訪日外国人(インバウンド)らを都内から県内への旅行に振り向ける連携協定を結んだ。ビジネスと観光を結び付ける取り組みで、県内への経済波及効果を高め、復興を後押しする狙い。被災地の現状を視察してもらう「ホープツーリズム」も展開し、東京電力福島第一原発事故による風評の払拭(ふっしょく)と記憶の風化防止につなげる。

 今年度は観光ツアーやホープツーリズムのモデルコースを開発する。会津地方のサムライ文化や相馬野馬追など福島ならではの歴史や伝統、文化、食、日本酒、風景美などを組み合わせ、訪日外国人らに好まれるよう工夫する。観光資源の豊富さ、東北新幹線で東京から一時間ほどの近さも国際会議の場などでアピールしていく。

 都庁で協定締結式が行われ、内堀雅雄知事と小池百合子都知事らが握手を交わした。内堀知事は「風評の一番の解決策は実際に来て、見てもらうこと。協定は復興を前に進めるための大きな力になる」と期待を示した。

 都とMICEの協定を結んだのは七都市目で、東北地方では初めて。都はこれまでに札幌市、石川県、京都市、福岡市、沖縄県、名古屋市・愛知県と締結している。

※MICE(マイス) 企業会議(Meeting)、報奨旅行(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、展示会・イベント(Exhibition、Event)の英単語の頭文字を取った造語で、ビジネスイベントの総称。多くの集客、消費が見込まれ、観光や宿泊、飲食などでの経済波及効果が大きい。MICEの誘致による地域振興を目指す国や地域は多い。

最終更新:6/7(金) 8:54
福島民報

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