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眉村ちあき初のCOAST単独公演、2000人の目を見て熱唱し東京湾へダイブ

6/7(金) 18:31配信

音楽ナタリー

眉村ちあきのワンマンライブ「眉村ちあき 3rdワンマンライブ~東京湾へダイビング!~」が、6月4日に東京・新木場STUDIO COASTで行われた。

【写真】「東京留守番電話ップ」で恐竜に乗って登場した眉村ちあき。(メディアギャラリー他25件)

今回の公演は眉村にとって初のCOAST単独ライブ。約2000人のマユムラー(眉村ファンの呼称)が集結したこのライブのオープニングでは、巨大な恐竜が東京の街を襲う映像が上映された。恐竜の前に立ちはだかったのは10人に分裂した眉村。過去のライブやミュージックビデオで着用していたさまざまな衣装を身に着けた眉村の姿に、フロアからは大歓声が起こった。

1曲目「東京留守番電話ップ」のイントロが流れると、ステージ上の紗幕には恐竜に腰掛けた眉村のシルエットが映し出される。紗幕が落とされ、マユムラーの前に姿を見せた眉村は笑顔で歌声を響かせ、曲中に飛び降りてフロアをさらに沸かせた。「メソ・ポタ・ミア」ではステージ後方に火の玉が上がり、大会場ならではの演出で盛り上げる。眉村はステージ袖にたたずむ恐竜を指差し「私は今からこの恐竜と戦わなきゃいけない!」と叫び、恐竜と戦うための助っ人を呼び込んだ。

昨年12月に大阪で開催したワンマンライブの際に「#眉村大阪出産」というハッシュタグを使っていた彼女が「誰も産んでないと思った?」と笑うと、ステージには6人のキッズダンサーが登場。「みんなで力を合わせて恐竜をやっつけたいと思います!」という眉村の言葉に続き、全員で「Queeeeeeeeeen」をパフォーマンスした。ステージ上の7人、そしてマユムラーの息の合った振り付けに“攻撃”された恐竜は姿を消し、眉村は大喜び。そのまま「ほめられてる!」をパワフルに披露した。

「ナックルセンス」では衣装を改めた眉村がステージ上方でフライングを繰り広げて驚かせ、「スクワットブンブン」では「今日は新規が多いので(笑)」とマユムラーに曲中のスクワットのやり方を指導するなど、眉村が“フルエンターテイメント”と表現する多彩な演出で楽しませていく。観客が支えるゴムボートに乗ってフロア中央のサブステージに移動した眉村は、四方を見渡しながら「MCマユムラ」を熱唱した。

その後眉村はメインステージに戻り「コカコ○ラのスリッパ壊れた」と「おじさん」をじっくりと歌い上げ、場内の空気を変えた。マユムラーが余韻に浸る中、グリーンの華やかな衣装に着替えた眉村が現れ「かわいい? ポケモンみたい?」と呼びかける。「ピッコロ虫」のイントロの即興部分ではマユムラーへの感謝を改めて述べ、「アリーナツアーとか早くしたい!」と今後のさらなる目標を歌い、拍手を浴びていた。続く「荻窪選手権」で、ステージ上方にフライングで登場したのはパンツ1丁のクリトリック・リス。頭部をまばゆい照明に照らされつつマユムラーを煽る彼を、眉村は「今日はこちらのハゲで召喚します!」と紹介し、フロアに爆笑と喝采をもたらした。

サブステージで「I was born in Australia.」を歌ったあと、メインステージに戻った眉村が披露したのは老婆に扮した男性ダンサー2人を従えたテクノナンバー「おばあちゃんがサイドスロー」。「開国だ」ではレーザー光線がCOASTを照らす中、妖艶かつ迫力ある歌声を響かせた。「この曲は地面に一度も足を付けない!」と宣言して歌った「奇跡・神の子・天才犬!」ではゴムボートでフロアを1周。本編最後にはサブステージで「ここでみんなの目を見て歌うから、よく見ててね」と呼びかけ、「こんなに広いところまでたどり着けたけど、みんなとは離れたくない。一緒に住みたいと思ってる(笑)、それぐらい好き」とマユムラーへの愛情を語り、「でも売れたいじゃん、こちとら(笑)。だから距離は離れていっちゃうけど、心は離れたくないよな。そんな思いを込めてこの曲を歌います」と「代々木公園」を丁寧に歌った。そして眉村は再びゴムボートに乗り「せっかく感動的なのにこれで帰るの?(笑)」とぼやきながら、メインステージへと送り返されていった。

アンコールの前にスクリーンに映し出された映像では、秋に大阪と東京での新たなワンマンライブ開催、そして「代々木公園で遊ぶ」イベントやバスジャックライブの開催を発表。さらに6月25日には普通自動車運転仮免許を取得予定であることが明かされ、マユムラーを沸かせた。グッズのTシャツにピンクのジャージ姿でステージに戻ってきた眉村は「書き下ろし主題歌」に続き、新曲「緑のハイヒール」を披露。軽快なギターストロークと口笛のフレーズと対照的に切実な歌詞が響くこの曲で、眉村は新たな境地をオーディエンスにアピールした。

「どうだった? 思ったよりいい?(笑) これでメジャーでも大丈夫そう?」と笑いかけた眉村は、「大丈夫」をパワフルに熱唱。そして「次の曲はバイバイしたくないから作った曲です」として「本気のラブソング」を披露した。アンコール最後のナンバー「ビバ☆青春☆カメ☆トマト」ではフロアに直接降り立った眉村が1階後方のバルコニーまで走り回り、マユムラーとのふれあいを楽しむ。大サビでは赤いテープがフロアに発射され、ライブのエンディングを彩った。

ステージを去るとき、眉村は「本当にありがとうございました! 見たかさいたまスーパーアリーナ! 絶対来いよ!」とさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブに向けて改めて意気込む。会場に響くQueen「We Are the Champions」をマユムラーたちが熱唱していると場内が暗転し、フロアからどよめきが起こった。ここでスクリーンに映ったのは舞台裏をダッシュしていく眉村の姿。建物の外まで駆け抜けた眉村は、そのまま東京湾のすぐそばにあるCOASTのプールにダイブした。ライブのタイトルを見事に回収したエンディングに、マユムラーたちは大笑いしながらも拍手を送っていた。

今回のライブの模様は7月21日(日)に日テレプラスで放送の特番「眉村ちあき。~上には上がいるけど、私いじょうに私はいないし!~」でオンエアされる。

■ 「眉村ちあき 3rdワンマンライブ~東京湾へダイビング!~」2019年6月4日 新木場STUDIO COAST セットリスト
01. 東京留守番電話ップ
02. ブラボー
03. メソ・ポタ・ミア
04. Queeeeeeeeeen
05. ほめられてる!
06. ナックルセンス
07. スクワットブンブン
08. MCマユムラ
09. コカコ○ラのスリッパ壊れた
10. おじさん
11. ピッコロ虫
12. 荻窪選手権
13. I was born in Australia.
14. おばあちゃんがサイドスロー
15. スーパーウーマンになったんだからな!
16. 開国だ
17. ツクツクボウシ
18. 奇跡・神の子・天才犬!
19. 代々木公園
<アンコール>
01. 書き下ろし主題歌
02. 緑のハイヒール
03. 大丈夫
04. 本気のラブソング
05. ビバ☆青春☆カメ☆トマト

■ 日テレプラス「眉村ちあき。~上には上がいるけど、私いじょうに私はいないし!~」
2019年7月21日(日)22:30~23:30

■ 眉村ちあき BIGCAT -BIGLOVE-
2019年9月20日(金)大阪府 BIGCAT

■ 眉村ちあき LIQUIDROOM -過剰なダブルピース-
2019年10月21日(月)東京都 LIQUIDROOM

Photo by I.ITO / KOHARU

最終更新:6/7(金) 18:31
音楽ナタリー

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