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「ファーウェイショック」漁夫の利得るのは? 世界ではサムスン、日本ではシャープか

6/7(金) 12:11配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ファーウェイ問題における解決の糸口は見えそうにない。

5月15日、米商務省産業安全保障局(BIS)のエンティティリスト(Entity List)」に掲載され、ファーウェイ製スマートフォンや通信設備の存続が危うくなった。

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ファーウェイとグーグルは即座に、既存のスマホに対してはアップデートを続けていくと宣言。日本では5月20日に日本市場向けSIMフリーの「HUAWEI P30」「HUAWEI P30 lite」の新製品発表会が行われた。

しかし、5月24日発売を前にした22日、KDDIとソフトバンクが当該製品の発売延期を発表。NTTドコモも「P30 Pro」の予約受付を停止した。SIMフリー版を取り扱う格安SIM事業者(MVNO)も相次いで発売延期を決めた。

一方で、一部のMVNOとビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店では5月24日から販売されている。

スマホ世界トップのサムスン、日本では……?

ここで気になるのが、「ファーウェイショック」で漁夫の利を得るのはどの会社か、という点だ。

ファーウェイは、2018年通年のスマホ出荷台数において、日本で第5位のシェアを誇る(MM総研調べ、キャリア向けとSIMフリー市場の合計)。また、BCNの調べでは、2019年第1四半期のシェアは第3位となっている。

これだけ大きなシェアを誇っていた会社の製品が売りにくくなると、当然、それに応じて、別の会社の製品が売れるようになる。

世界的には、Galaxyブランドを展開するサムスン電子が恩恵を受けるのではないかと言われている。ハイエンドモデルである「Galaxy S10」から、エントリーモデルまで幅広いラインナップがあるからだ。

サムスン電子は、ファーウェイが進出できてないアメリカ市場だけでなく、ヨーロッパ市場においても人気を維持している。ファーウェイもヨーロッパ市場でシェアを高めていただけに、サムスン電子が盛り返すことも考えられる。

しかし、日本においては、少々事情が異なるようだ。

サムスン電子関係者は、

「日本でファーウェイが強いのはSIMフリー市場。うちはSIMフリーはやっていないので、ほとんど恩恵は受けられないのではないか」

と言う。

確かに日本のサムスン電子はNTTドコモやKDDIなどのキャリア向けが中心で、SIMフリー市場は手付かずの状態だ。ファーウェイはNTTドコモ向けにP30 Proを用意していたが、予約停止となってしまったため、その需要を取り込めるかが勝負となる。

では、SIMフリー市場のライバル会社はどう見ているか。

「ファーウェイショックを、追い風と感じるか」という質問に対して、SIMフリースマホを手がけるメーカー関係者は、

「ファーウェイがいたからこそ、SIMフリー市場に注目が集まり、活性化していた。その巨人に元気がなくなるということは、SIMフリー市場全体にとっても大きな損失だ」

と話している。

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最終更新:6/7(金) 12:11
BUSINESS INSIDER JAPAN

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