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岡山で元漫画家ハルマルさん個展 以前ジャンプ連載、うつ病から再起

6/7(金) 10:30配信

山陽新聞デジタル

 かつて「週刊少年ジャンプ」で連載していた岡山市在住の元漫画家「HARUMARU(ハルマル)」(本名・春日井恵一)さん(58)の油絵やペン画などを並べた初の個展が市内のカフェで開かれている。うつ病を患い、一時はペンを置いたが、創作意欲を取り戻して独創的な世界観を繰り広げている。8日まで。

 個展は「HARUMARU WORLD1st ―現在(いま)―」のタイトルで、カフェ「DESIGN&COFFEE」(北区奉還町)で開催。中央に白い羽を配置し、カラフルな色使いで人間の一生や一日などを繊細に表した壁画(長さ約12メートル)といった約20点を公開している。

 朝日高の同級生という男性(58)=北区=は「漫画を描いていたころと変わらない部分がある一方、色合いなどには変化が感じられ、驚いた」と感想を述べた。

 ハルマルさんは1986~87年、破天荒な教師を描いた代表作「アカテン教師梨本小鉄」をジャンプで連載。92年ごろ、家庭の事情で故郷の岡山に戻ってからも漫画制作を続けたが、人間関係の悩みなどからうつ病を発症した。

 復調への転機は2014~15年ごろ。自宅近くの公民館に飾られていた油絵の魅力に引き込まれ、公民館の絵画教室に入会。16年には就労継続支援A型事業所「ありがとうファーム」(北区表町)に入り、似顔絵を描くなどの仕事をしている。

 ハルマルさんは「病気と向き合いながら、もう一度雑誌に漫画を描いたり、有名な美術館に作品が展示されたりするのを目標に頑張りたい」と話している。

最終更新:6/7(金) 10:30
山陽新聞デジタル

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