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長崎を連覇し、一つ上の段階へ。森保監督母校の長崎日大が諫早商破り、決勝進出

6/7(金) 6:28配信

ゲキサカ

[6.6 インターハイ長崎県予選準決勝 諫早商高 0-2 長崎日大高 長崎県立総合運動公園補助競技場]

 連覇を果たして一つ上のステージへ――。令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6日に行われ、前回大会優勝の長崎日大高が諫早商高に2-0で快勝。2年連続6回目の優勝に王手を懸けた。

 かつては島原商高や国見高が王者に君臨し、近年は長崎総合科学大附高がリードしてきた長崎県の高校サッカー。今回のインターハイ予選では、日本代表・森保一監督の母校でもある長崎日大が05、06年以来の連覇に挑戦している。亀田陽司監督は「(選手たちには)連覇は全然違うぞと。2回連続、3回連続で勝てるのはチームとして力があるから」と説明。大会期間中に重圧をかけられることはないが、それでも選手たちは連覇することの重要性を感じて大会に臨んでいる。

 長崎日大はこの日、FW山崎光主将(3年)を中心とした前線の献身的なプレッシングなどによって、諫早商のパスの出どころを封鎖。相手の最前線に位置するFW森雄大(3年)やスピードのあるFW横尾隼己(2年)へ十分な配球ができないようにした。そして、入ってきたボールに対してはCB川上彪豪(3年)とCB田川啓斗(3年)を中心にチャレンジ&カバーを徹底。前半23分には左クロスから森にクロスバー直撃の左足シュートを放たれたものの、無失点のまま試合を進める。

 長崎日大は複数の選手が連動しながら正確かつアグレッシブにボールを動かすスタイル。技術力高く、ボールに絡みながら前に出るMF山本壮馬(3年)と視野の広さ、考える力を備えたMF森蒼一郎(2年)のダブルボランチを起点に、しなやかなタッチを見せるMF石本武蔵(3年)らがボールを繋ぎながら前進する。

 そして、最前線では気持ちでチームを引っ張る山崎が果敢な仕掛けを連発。それでも、前半はCB川原悠貴主将(3年)を中心に堅い諫早商DF陣をなかなか攻略することができなかった。亀田監督は「もっともっとチャレンジして欲しい。ミスを怖れて後ろ向きなところがある」と期待値の高い配球役2人をはじめ、全体の消極性を指摘するが、前半のうちに1点を奪って優位に立った。

 33分、長崎日大はMF加藤葵梨(2年)が中盤左サイドからFKを蹴り込む。PAでの競り合いから中央にこぼれたボールを川上が頭で触ると、最後は左中間へ飛び出した左SB中村一政(3年)が1タッチでゴールネットを揺らした。

 右SB山口魁斗(2年)とともに、高い位置を取り続けて攻撃参加していた左SBのゴールによって1-0。対する諫早商は後半、ボールを繋ぎながら前に出る。MF葛西翔太(3年)とMF宮崎丈樹(3年)のダブルボランチの存在感が増し、パスワークからPAまで潜り込もうとしていた。
 
 3分にはMF梅原洸太(3年)が1タッチで放った右足シュートがゴールを脅かす。一方の長崎日大もサイドからの仕掛けでCKの数を増やすなど、2点目を狙う。そして、クーリングブレイク直後の後半22分、中央からボールを持ち上がった山崎がDFを引き寄せて右前方の石本へスルーパス。石本が技ありの右足シュートでゴールを破り、2-0とした。

 諫早商も反撃するが、ハイボールに強い注目GK前田祥(3年)が守る長崎日大ゴールを最後まで破ることができず。2-0で勝った長崎日大が昨年と同じく創成館高と戦う決勝へ駒を進めた。亀田監督はなかなか見れないという100パーセントを出し切るようなゲームを期待。プリンスリーグ勢の創成館相手にチャレンジャーとして臨んで連覇を目指す。

 創成館が前回大会決勝や県新人戦のリベンジに向かってくることは間違いない。だが、山崎は「そこは跳ね返さないと全国でも戦えないと思いますし、それを跳ね返してこそ日大だと思うので絶対に勝ちます」と語り、「2連覇することは大切ですし、自分たちも優勝するという気持ち。優勝するかしないかは全然違うので優勝したい」と連覇することを誓った。

 昨年の優勝経験者である前田も「連覇することによって下級生にも良い影響があると思うし、刺激にもなる」。今大会は猶興館高、長崎南山高、海星高、諫早商と強豪との対戦が続くブロックを勝ち上がってきた。決勝でもチームの総合力を示し、勝って選手権や、来年以降に繋げる。

最終更新:6/7(金) 20:20
ゲキサカ

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