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宅地かさ上げ2年後完了 新宮市熊野川町日足

6/8(土) 16:45配信

紀伊民報

 国や和歌山と奈良、三重の3県、熊野川流域の自治体などでつくる「熊野川の総合的な治水対策協議会」の会合が7日、和歌山県新宮市役所であり、家屋の浸水被害を繰り返している新宮市熊野川町の日足地区で県が進めている宅地のかさ上げについて、2021年の出水期(6月中旬)までに完了予定であることが報告された。

 協議会は甚大な被害が出た紀伊半島大水害(2011年9月)を受け、3県や流域にある田辺市や新宮市など11市町村、国土交通省の近畿地方整備局、関西電力、電源開発西日本支店を委員とし、緊密に連携して治水対策を進めるため12年7月に設立された。会合は今回で17回目。

 日足地区では昨年8月の台風20号など、2014年からの5年間だけでも4度の家屋浸水被害が発生。浸水被害の軽減や解消を目的として和歌山、三重の両県が日足地区下流の熊野川の河道掘削、和歌山県が日足地区の一部で宅地をかさ上げする事業を進めている。

 県などによると、宅地のかさ上げは国道168号沿い約400メートルにわたって取り組み、5世帯が対象となっている。用地買収はすべての地権者から合意が得られており、今夏には現地での工事が始まる予定。かさ上げによって現在よりも約3メートル高くなる。総事業費は約8億円。

紀伊民報

最終更新:6/8(土) 16:45
紀伊民報

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