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「練習試合でやられた借りをしっかり返したい」/日本体育大学 #31 青木遥平(中部大学第一高校出身)第59回関東大学バスケットボール新人戦

6/8(土) 13:14配信

バスケットボールスピリッツ

気持ちを下げずに最後まで諦めずに戦ってつかんだ勝利

第59回関東大学バスケットボール新人戦「ルーキーズ・トーナメント」は舞台を日本体育大学 世田谷キャンパスに移し、クライマックスを迎える。FINAL4に残ったのは東海大学、専修大学、筑波大学、そしてホームの日本体育大学だ。

今シーズンから関東大学1部リーグで戦う日本体育大学には、頼もしいルーキーが集まってきた。#1 古橋正義はウインターカップチャンピオンの福岡第一高校出身。インターハイとウインターカップでいずれも準優勝の中部大学第一高校から#31 青木遥平がやってきた。さらに、飛龍高校出身の#7 原千容、東山高校出身の#21 モンゾンボ クリスティンがおり、この4人は1年生ながらルーキーズ・トーナメントでは先発を任されている。

準々決勝が最初の難関と警戒していたとおり、前半を終えて26-36と白鴎大学に10点リードされ、追いかける展開だった。チームの士気が下がりそうになったとき、「キャプテンの井手(拓実/2年)さんや正義らとともに、みんなで声を掛け合って最後まで諦めずに戦えたことで、自分たちの思うようなプレーを出せたことが良かったです」という青木は速攻を走って19点を挙げ、同点に追いつくシュートを決めた。強気なプレーで逆転した日本体育大学が74-63と逆に11点差をつけて勝利し、難関を突破した。

まわりよりも劣っているからこそ同じ練習をしていても追い越せない

スプリングトーナメントでもロスター入りしていた青木だが、そのときはなかなか出番が回ってこなかった。先発を任されているルーキーズ・トーナメントでは、「試合に出させていただいている経験を生かして周りに伝えたり、自分からどんどん先頭に立って引っ張っていけるようにしたいです」と多くのことを学んでいる。その裏側にある感謝の気持ちも忘れていない。

「メンバー登録されなかったり、ベンチにいる先輩たちの気持ちも背負って、下級生だからこそがむしゃらに思い切ってプレーした結果、チームの勝利に貢献できたことはすごく良かったです」

日本体育大学が目指す「ディフェンスをがんばってみんなで走る」「小さくても勝てるチーム」というスタイルに対し、「自分のやりたいバスケができる」と共感し、進学を決めた。入学してまだ2ヶ月余り、「僕はまだ体も細いし、当たりに弱い。ディフェンスでディナイなどをされてしまうとなかなかボールをうまくもらえない」と高校バスケとの違いを実感している。

「全体的に他の選手に比べてうまいわけではありません。シュートを誰よりも練習しなければなりませんし、まわりよりも劣っているからこそ同じ練習をしていても追い越せないと思っています。レベルが高い中で活躍するためにはやっぱり人一倍練習することが大事です。ドリブルとかもまだまだ下手くそなので、もっともっと練習していきたいです」

高校時代のライバルであり、ウインターカップ決勝でマッチアップした古橋正義と日本体育大学で同じチームになった。「正義も走るプレーヤーなので、二人で先頭を切って走ることでチームに良い影響を与えられていると思います」と、今大会を通じてこの新コンビが目立ちはじめている。

昨年のルーキーズ・トーナメントは準優勝だった。当然、目標はそのひとつ上に行くことである。準決勝は、経験豊富な2年生が主力となる東海大学と対戦する。

「東海大学とはこの大会前に練習試合をしましたが、そのときは何もさせてもらえませんでした。メンバーを見てもキャリアがあり、レベルの高い選手が揃っています。だからといって気持ちで負けるのではなく、チャレンジャー精神を持って向かっていきます。練習試合でやられた借りをしっかり返したいです」



ルーキーズ・トーナメント 準決勝
6月8日(土) 日本体育大学 世田谷キャンパス
14:20 東海大学 vs 日本体育大学
16:00 専修大学 vs 筑波大学

バスケットボールスピリッツ編集部

最終更新:6/8(土) 13:14
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