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13歳の女性プロレーサー、野田樹潤(Juju)の挑戦 「誰も到達したことのない世界を見たい」

6/8(土) 9:20配信

ハフポスト日本版

F1などでおなじみのフォーミュラカーレースは、最高時速が300キロを超える。そんな“世界最速”のモータースポーツの舞台で戦う中学生がいる。13歳のプロレーサー、野田樹潤(Juju)さんだ。(浜田理央 / ハフポスト日本版)

【動画】猛スピードでサーキットを走り抜けるJujuさん

元F1レーサーの父の元で、4歳でカートデビューすると、わずか10歳でフォーミュラカーの舞台に登りつめた。

あまりに若すぎて、公式レースに参加できる年齢に達していない。特例として参加を許された国内レースや海外サーキットで経験を積むなど、前例のない道を自ら切り開いてきた。


「誰も到達したことのない世界を見てみたい」

F1という、日本人女性が誰も到達したことのない舞台を目指している。

3歳で初カート、10歳でF4デビュー 前例のない道ばかりを歩んできた

わずか3歳。父親がプロレーサーだったJujuさんは、レーサーになるための小さな一歩を踏み出した。誕生日に買ってもらったカートに乗った時の楽しかった感覚を、かすかに覚えている。

始めは遊びだったカートは、みるみるうちに上達し、4歳のクリスマスに出場したキッズカートレースで初優勝。

「いつもは3位とか低い順位だったのですが、そのとき1位になったのがすごく嬉しくて、また勝ちたいと思いました」

楽しかったカートが、レーサーを目指すための武器へと変わった瞬間だった。さらにキッズカートのチャンピオンとなった5歳、プロレーサーになることを決意した。

「自分もお父さんみたいにレーサーになって、お父さんを超えたい」

プロレーサーの父の背中を見て育ったJujuさんがそう思うのは、当然の成り行きだったのかもしれない。 そこからは、前例のない道ばかりを歩んできたと、父親の野田英樹さんは語る。

「子供が出られるレースは限られています。Jujuの場合は、本人がプロを目指していたので、子供用ではなくて大人用の速いカートに乗せたりしていました」

「ゴルフでいえば、子供にプロが持つようなクラブを持たせてラウンドさせているようなものですね」

大人用のカートレースは、15歳までは出ることができない。そのため、主催者から特例として出場を認められたレースに“飛び級”で参加し、スキルを磨いてきたという。

そして10歳。F1をトップとするフォーミュラカーの世界に飛び込んだ。小学生でのフォーミュラ4(F4)デビューは、世界でも例がないことだった。

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最終更新:6/8(土) 9:20
ハフポスト日本版

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