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少年ナイフの名盤『Let's Knife』はチャーミングでユーモラスなロックチューンが満載!

6/8(土) 18:00配信

OKMusic

OKMusicで好評連載中の『これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!』のアーカイブス。今回は少年ナイフの名盤『Let's Knife』を紹介したい。ラモーンズなどのパンクムーヴメントに影響を受けて1981年に大阪で結成されたガールズバンドが、まさか日本より海外で熱狂的な支持を得ることになるなんて、彼女たちも当時は想像すらしなかったのではないのだろうか。なぜ、少年ナイフが日本でポップな存在にならないのかは音楽シーンの七不思議と言ってもいいぐらいなのだが、もしも、まだ彼女たちの音楽に触れたことがない人がいるのならば、どのアルバムから聴いても、そのチャーミングなロックスピリッツは速攻で伝わるとは思うが、インディーズ時代の代表曲もまとめて聴けるメジャーデビューアルバム『Let's Knife』は、ぜひともチェックしておきたい名盤だ。
※本稿は2015年に掲載

カート・コバーンも愛したバンド

名もないインディーズバンドでOLだった少年ナイフを発掘したのは、後にインディレーベル「K records」を主宰してBECK、ジョン・スペンサーを手がけることになる大学生の青年、カルヴィン・ジョンソンだった。卒業旅行で訪れた東京の輸入レコード店で、彼が手にしたのが少年ナイフのアルバム。彼女たちの音楽を気に入ったカルヴィンは少年ナイフにアメリカでカセットを出さないかと連絡をとる。そして、1985年にたった2年遅れでインディーズ1stアルバム『Burning Farm』が米の「K records」からリリースされることになるのである。その後、少年ナイフはアメリカのみならずイギリスのレーベルからも音源を発表し、1989年にはアメリカで初ライヴを敢行。その年にはソニック・ユースやL7、レッド・クロスなどが参加した少年ナイフのトリビュート盤が海外でリリースされてしまうのだからすごすぎる。

ちなみにニルヴァーナのカート・コバーンは、『Burning Farm』を愛聴していたということで、ついにはニルヴァーナの英国ツアーのフロントアクトを務めることになり、日本でメジャーデビューアルバム『Let's Knife』がリリースされる頃には『レディング・フェスティバル』に出演していた。アメリカのグランジ・ムーヴメントと少年ナイフのいい意味で素朴でローファイなサウンド、キュートなヴォーカルがバチバチに相性が良かったのではないのだろうかとも思うが、日本人はこんなにセンスが良くてユーモアがあるロックンロールバンドがいることをもっと誇ってもいいと思う。さらに、2006年には日本でもトリビュートアルバム『A Tribute to Shonen Knife- Fork and Spoon』が発売。甲本ヒロト、真島昌利、bloodthirsty Butchers、BEAT CRUSADERS、eastern youth、ズボンズなどが参加している。

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最終更新:6/8(土) 18:00
OKMusic

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