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紙のガイドブックの世界観をオンラインで ーLINE若手スタッフが取り組む着眼点や今後を聞いてきた

6/8(土) 11:13配信

トラベルボイス

壁はAPI接続とスピード感

トラベルボイス:旅行のサービスを構築していくうえで、異業種から参入して壁を感じることはありますか。

本間さん:旅行はそれほどIT化が進んでいる業界ではないという印象です。他のサービスに情報を出すという前提でサービスが構築されていない部分が多い気がします。自社サイトには表示されているが、外向きに使われるように受け口が用意されていない。API接続の部分ですね。LINEトラベルはプラットフォームなので、情報をひとつに集めたいんですが、顧客と話しながら情報を出しもらうのに時間がかかる。サービスを構築するときにAPI接続を一緒に作ればいい話で、それほど大きな仕事ではないんですが、そこが旅行業界の遅れにつながっているんじゃないでしょうか。

その壁を開けていくのがLINEのような異業種の参入なんでしょうね。LINEトラベルjpとしては、情報の使途をしっかりと説明して、データを出していいだいて、一緒にサービスを構築していくことになります。

高木さん:LINEトラベルと連携していただければ、紙とは違い、いろいろな計測もできるし、おもしろい取り組みも一緒にできます。同じ世代の相手と話すと、SNSのおもしろい活用法などが出てきますが、その取り組みを社内で承認を取るのに苦労しているとよく聞きます。担当者同士で合意ができても、実際に動き出すまで数ヶ月も半年もかかることがあるんです。正直なところ、LINEトラベルjpで挑戦してみようと思っていだたけるところはまだ多くありません。しかし、実際に送客を飛躍的に伸ばしているクライアントもあります。

本間さん:LINEトラベルjpは業界内では知られていると思いますが、一般ユーザーのあいだの認知はまだまだですね。

高木さん:メタサーチが直販していると思っている一般ユーザーもまだ多いです。

ポイントバックで大きな反響、パーソナライズも重要テーマ

トラベルボイス:これまで実施したマーケティング施策の中で手応えがあったものは?

高木さん:LINEトラベルjp公式アカウントのお友だち登録数は1600万人以上います。そのプラットフォームで、たとえばOTAのタイムセール情報や割引情報を流すと、そのOTAを知っているユーザーが反応して、購入という結果が出ています。自社によるマーケティングだけでなく、もっとパートナーと一緒にLINEトラベルjpのブランディング力を上げていく必要があると思っています。

また、反響が大きかったのがポイントバックですね。LINEトラベルjpはLINEプラットフォーム上で展開しているので、すでにログインしている状態。これは大きな利点で、会員登録などでユーザーの情報を取得せずとも、LINEポイントを付与することができます。ですから、タイムセールやプッシュ情報などはLINEとすごく相性がいい。提携先のキャンペーン情報などを流すとものすごく効果が高いですね。

本間さん:現在、LINEアプリとベンチャーリパブリックのウェブがタッチポイントになっていますが、LINEアプリでの稼働はまたまだ上げられると思っています。

高木さん:LINEのアクティブユーザーは月間8000万人ですが、そのユーザーに対してLINEトラベルjpの認知を高めていく必要があると思っています。

トラベルボイス:いま、ユーザーは何を求めていると思いますか?

本間さん:最近、SNS疲れとよく言われていますが、あれは情報疲れなんでしょうね。旅行も同じことが言えるんじないでしょうか。

いろいろなメディアがあり、いろんな旅行記事があって、行きたいけど決められないという傾向がある気がしています。ですから、プラットフォームとしては、いかに情報を集約して、どう表現するか。そこが力を入れていくところかなあと思っています。その意味ではパーソナライズが大事になってくると思います。ある程度属性データは取れているので、出せる情報は絞れます。細かいところを地道にやっていくことがユーザーメリットにつながると思います。

高木さん:one to oneのコミュニケーションはやろうと思えばできます。特別にデータを取得せずとも普段のLINE上のデータをもとに提案することもこれから必要になってくるでしょうね。

トラベルボイス:最後に今後の抱負を聞かせてください。

高木さん:オフラインだったものを簡単にオンラインにするサービスは作っていきたい。新しい旅行を発見できる場所としてLINEトラベルjpに注目してもらえればと思っています。

本間さん:これからチャット機能も確実に強まっていく。友人と旅行するときにもっと便利になるプランニングの領域にも入り込んでいきたいですね。

高木さん:これからもどんどんパートナーは増やしていきたいですね。ポイントバックをやっている期間とやってない期間ではコンバーションが5倍くらい違うこともあります。OTAが自社でキャンペーンをやっても、それを発信する手段は限られています。LINEポイントをフックにLINEトラベルjpというプラットフォームを活用していただければと思っています。

トラベルボイス編集部

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最終更新:6/8(土) 12:11
トラベルボイス

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