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本質は怖くないバイク!? 二輪でもトライクでもないライカーの本当の魅力とは

6/8(土) 11:00配信

バイクのニュース

ヒップホップの国から来たオシャレなヨコ乗り新三輪?

 愛のおくるま伝道師、小沢コージ、先日ちょっと不思議な乗り物に乗ってきました。その名もカンナム・ライカー! カナダのBRP社が作った、バイクでもないトライクでもない新感覚の三輪モーターサイクルで、3月に日本初上陸。具体的には後ろ二輪の一般的トライクと違い、前が二輪になってるのがミソです。

カンナム「Ryker(ライカー)」の画像を見る

 2014年前に、より大きな1.33リッターエンジン搭載の兄貴分カンナム・スパイダーが導入されてますが、インパクトではコッチの方が上! より手軽な900cc直3と600cc直2エンジンが選べ、車重も400kg前後から200kg台に半減。ギアボックスもクラッチなしのCVTとなって、格段に乗り易くなってます。

 ちなみに発表会場はいかにもアメリカンなヨコ乗りムードで、インラインスケート・ハーフパイプの日本人世界チャンピオンが来たり、DJ&ファッションモデルの女性が来たりとヒップホップでありエミネムなぞ聞きたくなる気分。普通の自動車メーカーとはノリが違います。

 なぜならそもそもBRP社は、航空機のボンバルディア社から枝分かれしたメーカー。世界で最初にスノーモービルを開発。その後水上バイクやATV(全地形対応車)も手掛けて世界的なシェアを持っており、要するに陸・海・雪上と制覇。それも主にレジャー用であり、ある意味Xゲームのような世界観で、スケボーやスノボーを愛する若い人に売りたいのかもしれません。

 とはいえ交通規制の厳しい日本。北米のように遊べるスペースは少ないし、なかなか厳しいかもなぁ? と思っておりました。運転感覚の新しさ、面白さだけじゃ簡単に売れないだろうと。既にトライクもあるしね。

もしやスノーモビル、ジェットスキーの陸上版?

 とはいえ論より証拠! まずは600ccのロータックスエンジンを搭載するベーシックモデルのライカー600に乗ってみましたが、これが予想以上に新鮮な運転感覚!

 着座位置がバイクに比べてやたらに低く、まさしく陸上のスノーモービルたる感覚で、タンクの上に乗るというより、後ろからしがみつくよう。実際、兄貴分のスパイダーよりシート位置が低くなっているとか。

 それからフロント2輪がまた安心。1輪のバイクやトライクと違って、グリップ力が倍だし、なにより横広タイヤが横広に踏ん張ってるので絶対にスリップしないだろうと確信できます。ついでに狭い道でも幅感覚がつかみやすいというメリットもアリ。

 逆に言うとヒラヒラ感は意外と薄く、直進性も高いので前の極太二輪をちゃんとライダーが曲げる感じ。リアタイヤも簡単にドリフトしないし、実は操る感覚であり、シャープに切り込む感覚はマツダ・ロードスターの方が上かもしれません。エンジンもロータックス製だけあって、バイクのように精密には回らず、ここでも個人的にはスノーモービルを思いだしました。

 そして当然、クラッチがないので加速も減速もラクだし、唯一面倒なのはスイッチ式のウィンカーぐらい。慣れれば解決しそうですが。

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最終更新:6/8(土) 15:44
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