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1億年前の琥珀から、なぜかアンモナイトの化石が見つかる

6/8(土) 11:43配信

ギズモード・ジャパン

科学者たちの夢が広がる発見。

トップ画像に写っている琥珀色の塊は、なんと9900万年前のもの。もともと琥珀は木の樹脂が化石化したもので、ときに昆虫や鳥の羽といったような動植物の小片が含まれていることはあります。しかし今回発見されたのは、アンモナイトの殻。これ、とても稀少なケースみたいですよ。

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ミャンマー北部にある琥珀鉱床からこの琥珀を発見したのは、中国、イギリス、アメリカの研究チーム。通常、絶滅した海洋の軟体生物アンモナイトの殻は、岩石の痕跡からしか見られないはずです。そのため、今回の発見には科学者たちも驚いているとのこと。

琥珀の大きさは長さ2.5cm強、幅およそ0.8cm、重さは数g程度。アンモナイトのほかには、ダニ、クモ、ヤスデ、ゴキブリ、ハチなど、推定40以上の森林に生息する無脊椎節足動物が含まれていました。加えて、4つの海生巻貝の殻も入っていたようです。

アンモナイトは、白亜紀が終わり恐竜が絶滅した頃に絶滅した可能性が高い動物。土壌からアンモナイトが発見されると、岩石の年代を判断するうえで参考になるツールとして、科学的な研究にも役立てられてきました。そのため海洋古生物学にとっては象徴的存在です。余談ですがポケモンでも「オムナイト」として登場することから、その形状をなんとなく知っているという人も少なくないでしょう。

米国科学アカデミー紀要の機関紙に掲載された論文によれば、X線顕微鏡で撮像したところ、殻の直径は12mm、一部破損した状態であったことから琥珀になる前に死んでいたと考えられているとのことです。米Gizmodoの取材に対して「初めて見たときは、本物じゃないのではないかと思いました」と振り返るのは、研究に携わったニュー・ジャージー工科大学Phil Barden助教授。

ビルマ地域にある琥珀鉱床から採集されたこの琥珀のなかに含まれているアンモナイトの化石は、およそ1億年前のものであると考えられています。今回の琥珀にアンモナイトが含まれていたことで、「これまでの研究で不確かだった要素をクリアにさせてくれるかのようだ」とBarden助教授は言います。

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最終更新:6/8(土) 11:43
ギズモード・ジャパン

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