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発達障害児はつらつ 富山で県内初ゆるゆる運動会 

6/8(土) 22:11配信

北日本新聞

 発達障害のある子どもたちがスポーツを通して交流する「富山県放デイゆるゆる大運動会」が8日、富山市秋ケ島の県総合体育センターで開かれた。県内初の試みで、子どもたちは家族やスタッフの応援を受けながら、はつらつとした表情を浮かべていた。(報道センター・小林光里)

 県内の放課後等デイサービスや大学の関係者らでつくる富山県放デイゆるゆる運動会実行委員会(林原洋二郎委員長)が企画した。放課後等デイサービスは、障害のある小学1年生~高校3年生を、放課後や長期休暇に受け入れる施設で、今回は県内の13カ所から約100人の児童・生徒が参加した。

 保護者やスタッフら約180人がサポートし、綱引きや障害物競走など4種目に取り組んだ。スタッフは、子どもたちを褒めたり、手拍子とタンバリンなどを鳴らして会場を盛り上げた。

 放課後等デイサービス「トータルサポートライトブレイン」(富山市掛尾町)の事業部長を務める熊本哲也さんは「褒められるうれしさや楽しい雰囲気のおかげで、普段は運動をしたがらない子も生き生きとしていた」と話した。

 時間を待つのが苦手な子どもに配慮し、スポーツを常時楽しめるブースも設置。的にボールを当てる「ストラックアウト」や、床に散らばった靴下から、ペアを見つけて畳んでカゴに入れる「くつしたまいれ」などを楽しんだ。

 運営に携わった富山大人間発達科学部の石本梓(あずさ)さん(3年)は「ルールより子どもたちのやりたいことを尊重するようにした」と話す。林原委員長は「子どもたちが普段と違う人間関係の中で活動するのは良い機会。第2回も開きたい」と意気込んだ。北日本新聞社後援。

北日本新聞社

最終更新:6/8(土) 22:11
北日本新聞

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